長い間、慢性関節リウマチでとても苦しんできた女性が、たまたま私の講演会に来ました。私が初めて彼女に会ったとき、「大変ですね」とか「お辛いですね」という言葉は出ませんでした。「あなたは何でも自分の力でやってきたと思ってきませんでしたか。周りの人に感謝をしたことがありますか」と尋ねました。その人は、今まで何をやっても上手くでき、ずいぶん高い評価を受けてきた人だったようですが、自分に厳しい分、他人に対しても厳しかったのでしょう。自他共に厳しい人というのは、立派な人のように思いますが、自他共に「許してない人」なのかもしれません。「許す」という言葉の語源は「ゆるます」です。「許す」というのは、自分のピンと張った神経、つまり、あれでなければいけない、こうあるべきだというような価値観を「ゆるます」という意味です。「ゆるます」ことは「許す」ことであって、「許す」ことはすなわち「受け入れる」ことなのです
~ 小林正観氏より ~
所長視点)
何事も力んでいては実力を発揮できません。心も同じで「ゆるます」=自然体でいることが心のパフォーマンスを最大限発揮できる状態です。心の最大のパワーは「喜び」です。赤ちゃんがすべてを受け入れて生きています。私たちの誰しもが赤ちゃんでした。すべてを受け入れて生きていた時期がありましたので「ゆるます」能力は備わっています。あとは練習して感覚を取り戻すだけです
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