2020年5月29日金曜日

NO236 「3つの感情」

赤ちゃんは、生まれてきたときには、三つの感情しか持っていないようです。
“安らぐ”というのが一つ目。安らいで、スヤスヤ寝ている。
それから、お腹が減ったとか、おしめが濡れているとかの要求、要望があるときに、それを訴えるために“泣く”というのが二つ目です。
赤ちゃんは、目が合うとニコッと笑います。なぜ、笑顔が本能に組み込まれているのかわかりませんが、その“笑顔”が三つ目です。赤ちゃんは、この三つの感情しか持ってきていないようです。母親が見ているとわかりますが、怒ったり、悲しんだりというのはありません。怒りとか、悲しみ、空しさという感情を、もともと人は持って生まれてきてはいないのです。「威張る」「すねる」「嫉妬する」「キレる」「見下す」「イライラする」等々の感情も同じ。
これらは全部、親や社会から後天的に刷り込まれたもののようです。本当は、人の中には怒りの感情などというものはない。感情でないものを演じてみせて、周りを言う通りにさせるのです

~ 小林正観氏より ~

所長視点)
「怒って見せて」「威張って見せて」「すねてみせて」「嫉妬してみせて」「やきもちをやいてみせて」「キレてみせて」「見下してみせて」「イライラしてみせて」…。相手や、周りを思い通りにしようとする。演じるのではなく、心からの笑顔で問題を解決するのが本来の解決方法です。

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