2020年5月20日水曜日

NO203 「正解主義」

人が失敗するのをみて「失敗しやがった』「やらなきゃよかったのに」「思いつきでするからだよ」と発言したりする人は、行動する価値を理解できないでしょう。失敗を恐れない行動力は偉大です。事業を百発百中で成功させる経営経営者などいません。歴史に名を残すような偉大な成功者であっても、1の成功の裏には必ず10の失敗が隠れています。この世に”完璧”など存在しないのだから。慎重に慎重を重ねて”確実に成功すること”だけを求めるような経営者がいたら、会社はどうなるでしょう。今の時代、起こるべき可能性である与件を検討し尽くして、慎重に行動するよりも、動き出して確かめる"トライ”の数を増やした方が有効です。
失敗をして「やらなきゃよかったのに」と考える人は、「仕事とは絶対に成功しなければならないものだ」「コストをかけたら絶対に回収に値するリターンを得なけなければならない」という”正解主義”の自己暗示にかかっているはずです。すると新しいことを思いついても石橋を壊れるまで叩き、慎重に慎重を重ねて機を逃してしまうもの。”確実な結果が見えなければ動けない体質”になるでしょう。
でも思い出してみてください。”確実”なんてあるんでしたっけ?
肝心なのは
「準備よりも行動」
なんです。
検村するな、準備するな、というわけではもちろんありませんが、正解が相対的である以上、動かなければわからないことの方が多いのですよ。

~ファッションバイヤー MB氏より~

所長視点)
成功がいい、失敗が悪いということは誰もきめてないのに、自分でそう思い込んでいると行動できなくなってしまいます。そして出てくる言葉は「難しい…」です。「難しい」の考えの底にある感情は「嫌だ」です。結局、行動するのが嫌。だけどそういえないから「難しい」と行動しなくていい考えをしてしまう習慣がついています。
まずは「難しい」と考えたとき、「自分は何が嫌なんだろう?」と自問自答してみる。そしてその感情に寄り添う。そうすると行動する勇気が湧いてきます

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