2020年5月31日日曜日

NO238 「はたらく」

これは、アメリカ人のある飛行機乗りの話です。その人の名前はチャールズさん。ベトナム戦争のとき、優秀なジェット・パイロットでした。数々の作戦をこなしていましたが、75回目の出撃で敵のミサイルによって撃墜されてしまいます。堕ちて行くなか、危機一髪でパラシュートでの脱出に成功。命は助かったものの、そのまま捕虜になり、監獄のなかで過ごすことに…。6年後。ベトナム戦争は終結。チャールズさんも、やっと、捕虜生活から解放されたのです。
さて。ある日のこと。彼と奥さんがレストランで食事をしていると、別のテーブルにいた見知らぬ男が歩み寄ってきてこう言います。
「あんたはチャールズじゃないか!空母キティホークからジェット機で出撃して行っただろう。撃墜されたんじゃなかったのか?」
驚くチャールズさん。
「いったいぜんたい、あんたは、なぜ、そんなことを知っているんだ?」
チャールズさんの言葉を聞いた男は、ニヤリとしてこう言ったのです。
「あの日、オレがあんたのパラシュートをつめたんだ」
その言葉を聞いたチャールズさんは驚きと感謝で息を飲みます。
「どうやら、パラシュートはちゃんと開いたようだな」
「もちろんだ。もし、あのとき、あんたのパラシュートが開かなかったら、私は今、ここにはいない!」
その夜。チャールズさんは一睡もできませんでした。食事のときに会った、自分の命の恩人とも言うべき男のことが頭から離れなかったのです。
「あの男は、空母でどんな格好をしていたのだろう?」
私は、彼と顔を合わせたことがあったに違いない。エリートパイロットだった自分は、そのとき、彼に自分から『おはよう』とか『元気か』と声をかけただろうか?彼らの仕事に対して、1度でも感謝の気持ちを伝えたことがあったんだろうか?
パイロットのパラシュートをつめる水兵たちは、船底に近い作業場で、何時間も黙々とパラシュートをつめる作業を行います。チャールズさんの脳裏に、長いテーブルに向かって何10人という水兵たちが作業する光景が頭に浮かびます。
この後、チャールズさんは、自分のこの数奇な体験を多くの人たちに知ってもらうため、各地で講演を行うようになりました。彼はこう言っています。
「人は皆、気づかないうちに、誰かにさまざまなパラシュートをつめてもらっている。
それは物理的なパラシュートだけでない。思いやりのパラシュート、情緒的なパラシュート、そして、祈りのパラシュート…」
そうです。誰もが、他人(ひと)にパラシュートを摘めてもらいながら生きている。
そして、あなたもまた、誰かのパラシュートをつめながら生きているのです。「働く」って、そういうことです。

~ 西沢康生氏より ~


所長視点)
「働く(はたらく)」は他を楽にすることです。他を幸せにした分の報酬としてお金をもらっている。お金が必要だから「働く」では話があべこべになってしまいます。他を幸せにしているからお金がもらえる。働く方法、手段は違っても目的は同じ。自分の与えられた立場の中で他を楽にするプロになりたいものです




※下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。
まだ登録されてない方はどうぞ

↓↓↓
友だち追加

2020年5月30日土曜日

NO237 「情報化の逆説」

プロ野球、ヤクルトの監督時代に「データ重視の野球」を掲げてペナントを制し、西武とのシリーズで日本一に輝いた野村克也氏が、後日テレビの番組に出演して語った言葉が印象に残っています。

『監督、ヤクルト優勝の勝因は、やはり「データ重視の野球」ですね』

このインタビュアーの質問に対して、野村監督は、憮然とした表情で、こう答えました。

『「データ重視の野球」ということならば、いまどきどこのチームも多くのスコアラーを派遣し、大量のデータを入手して徹底的に分析していますよ。
肝心なことは、その膨大なデータ分析結果の中から、次の試合に勝つためのポイントを、いくつかに絞って掴み出すことです。そして、そのポイントをそれぞれの選手の個性に合わせて、これとこれといって分かりやすく伝えてやることですよ。

この野村監督の言葉は、「情報化」についての一つの逆説に気がつかせてくれます。「情報化」によって我々の「思考」は、決して楽にはならない。それは、我々にますます深い「智恵」を求めるからです。

~ 田坂広志氏より ~


所長視点)
スマホに普及により、江戸時代の人の1年分の情報を、現代人は1日で吸収しているそうです。まさしく情報過多です。情報が多いがゆえに迷い、判断ができなくなり、自分が薄れていきます。情報の海で溺れてしまっている状況で、あえて情報をデトックスして自分の感情に向き合い、耳を傾けてる時間をもつ。その中で情報を主管する「叡智」が与えられるところに幸せがあるのかもしれません

2020年5月29日金曜日

NO236 「3つの感情」

赤ちゃんは、生まれてきたときには、三つの感情しか持っていないようです。
“安らぐ”というのが一つ目。安らいで、スヤスヤ寝ている。
それから、お腹が減ったとか、おしめが濡れているとかの要求、要望があるときに、それを訴えるために“泣く”というのが二つ目です。
赤ちゃんは、目が合うとニコッと笑います。なぜ、笑顔が本能に組み込まれているのかわかりませんが、その“笑顔”が三つ目です。赤ちゃんは、この三つの感情しか持ってきていないようです。母親が見ているとわかりますが、怒ったり、悲しんだりというのはありません。怒りとか、悲しみ、空しさという感情を、もともと人は持って生まれてきてはいないのです。「威張る」「すねる」「嫉妬する」「キレる」「見下す」「イライラする」等々の感情も同じ。
これらは全部、親や社会から後天的に刷り込まれたもののようです。本当は、人の中には怒りの感情などというものはない。感情でないものを演じてみせて、周りを言う通りにさせるのです

~ 小林正観氏より ~

所長視点)
「怒って見せて」「威張って見せて」「すねてみせて」「嫉妬してみせて」「やきもちをやいてみせて」「キレてみせて」「見下してみせて」「イライラしてみせて」…。相手や、周りを思い通りにしようとする。演じるのではなく、心からの笑顔で問題を解決するのが本来の解決方法です。

2020年5月28日木曜日

NO235 「笑顔」

この方の笑顔ってどこからくるんだろう…と感じる映像です。


2020年5月27日水曜日

NO234 「少しずつ、少しずつ」

少しずつ少しずつ賢くなっていけばそれでいいの
コミュニケーショントレーニングを勉強した人から「分からない」「できない」「難しい」という言葉をよく聞くのですが、できないということはやってみている証。それでいいんだよね。焦らない。焦らない。人は急には賢くなれないし、人は失敗しないと学ばない生き物。今は、世の中みんな短気すぎるんだよ。死ぬまでかかって学んでいくくらいの姿勢でいいと思うんだよね。私もコツコツいろんな勉強を続けて、10年で今やっとこの状態。みんなで少しずつ賢くなって行けるといいね

~ファミリーコミュニケーション・ラボ代表 谷田ひろみさんより~


所長視点)
「分からない」「できない」「難しい」を失敗した言い訳や、弁解にせずにちチャレンジした証しとしてとらえると、「分からない」「できない」「難しい」を沢山感じた人が成長できる人になります。「難しい」集めしてみませんか?





※下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。
まだ登録されてない方はどうぞ

↓↓↓
友だち追加

2020年5月25日月曜日

NO243 「不足と充足のライン」

不足側から見て「ない」と言わずに、充足側から見て「ある」と言うんじゃよ。例えば宝くじを求めて「3億円に当たりたい」と常に考えてる人は、不足側から常に「ない」と見ている。「金がない、金がない、金がない」と感じて生きてるのじゃからな。不足を信じたこの人の現実には、他にたくさんの不足が見え始めるだろう。
でも、その人が、自分の貯金通帳見て「100万円も貯金があるのか」と思えば充足側から見ていることになる。こうして視点を変えて「ある、ある、ある」と充足を何度も感じると、現実にも「充足」がたくさん見れてくるんだろう。いいか?これはクセなんじゃ。お前の身についた厄介なクセなんじゃよ。いつも「ない」という矯正メガネで現実を見ておる。そんなのもったいない。「ある」と見れば十分「ある」のに。

~ 神様とのおしゃべり より~


所長視点)
ある、あるを探してみると…
・コロナウィルス騒ぎであっても、健康でいる身体がある
・アパートだけど雨風がしのげる家がある
・ケンカもするけど家族がいる
・家に帰れば食事を作ってくれている妻がいる
・コンセントにつなげば流れる電気がある
・仲間がいる
あるあるある…
探せば身の周りに「幸せ」はたくさん見つかる。誰であれ。どんな環境であれ。絶対に見つかる。身の周りから見つける。充足と不足のラインを決めているのはいつでも「自分」です

2020年5月24日日曜日

NO242 「大見出し」

『自分の意見を伝えたいときは、意見ではなくて“大見出し”を先にいうんだよ。
新聞や週刊誌に、「熱愛発覚」とかって、大見出しに書いてあるだろう?そうすると、芸能人の誰かが、交際してるのが見つかっちゃったんだなって、最初に思うんだよ。それから詳細を伝える。会話でも肝心なことを先に言えばいいの。「仕事のことでおうかがいしたいことがあるんです」とか、「ここのところが上手くいかないので、お聞きしたいんです」と、まず言う。要するに、肝心なことを先に言わないから「何を言いたいのかがわからない」と思われちゃうんだよな。テレビの見出しだろうが、週刊誌の見出しだろうが、相手へのつかみというのが必要なんだよ。
最初に、何が言いたいのかを伝える。「実は東北のほうに旅行に行きたいんですけど、どこかいいところはありませんか?」と言えば、何を聞きたいのか明確にわかるよな。最初にそれを話してから、だんだん細かくするんだよ。これはマナーなの

~ 斉藤一人さんより~


所長視点)
言い出しずらいことは後回しにしたいゆえに会話がかみあわなくなることがあります。特に男性と女性の会話では、要件があって話す男性と関係性を築きたくて話す女性で会話は噛み合わない。大見出しを打ち出してから会話するといいかもしれません

2020年5月23日土曜日

NO241 「不動心」

何年か前、人間の「不動心」について興味深い心理学実験が行われました。最近座禅の修行を始めたばかりの若者と、永年禅寺での修行を積んだ禅師の二人に、脳波の測定実験を行ったのです。最初二人同時に、座禅による瞑想状態に入ってもらい、その脳波をそれぞれ測定したところ、二人の脳波はいずれも整然とした「アルファ波」を示しました。そこで、二人を驚かせるために、突如、大きな音を立てたところ、二人の脳波は、いずれも、大きく乱れた波形を示したのです。結局、永年の厳しい修行を積んだ禅師も、決して「不動心」ではなかったのです。しかし実はその後の二人の脳波が大きく違いました。若者の脳波は、音が静まった後もいつまでも乱れ続けたのですが、禅師の脳波はすみやかにもとの「アルファ波」の状態に戻ったのです。この興味深い実験結果は「不動心」の本当の意味を、教えてくれます。「不動心」とは「決して乱れぬ心」のことではない。「乱れ続けない心」のことなのです。

~ 田坂広志氏より ~

所長視点)
バレリーナがつま先立ちをしているときも、遠目でみたときは一直線上に立っているように見えますが、つま先で絶妙にバランスをとっています。成長する人は失敗しない人ではなく失敗しても立ち上がる人、愛のある人は裏切られて傷つかない人ではなく、傷ついてもそれでも受け止め愛していく人。勝利する人は、勝利するまであきらめない人です。

2020年5月22日金曜日

NO240 「人は”お願い”か”ありがとう”のどちらかの言葉しか言っていない」

私たちの話す言葉の大半は「お願い」だって知っていましたか。世間話ですら「聞いてほしい」というお願いなんですよね。そして怒りの言葉も「満たされない自分の気持ちを満たしてほしい」というお願いの気持ちが奥に隠れているのです。だったら、怒りのままぶちまけるより、素直に「お願い」って伝えた方が、よっぽど気持ちがいいというものなのです

~ マーシャル・B・ローゼンバーグ氏より ~


所長視点)
感情に振り回されていると自分の心が何を感じているかが分からなくなることが多いです。自分の心の深い部分に寄り添っていくことが問題を解決する秘訣なのかもしれません

2020年5月20日水曜日

NO239 「心の映写機」

争いごとを求めれば、争いごとが起こる。人に利用されるだろうと思っていると、人はあなたを利用する。この世は食うか食われるかだと思っていれば、力の強い奴に目をつけられて、取って食われる。それと同じように、人のよいところだけを見るようにすれば、人間というものにどれほど素晴らしい才能やアイデアや思いやりがあるかに気づいて驚くでしょう。結局、世界があなたをどう扱うかは、あなたが世界をどうとらえているかにほぼ比例する、ということです。あなたにどんなことが起きるかは、ほとんどあなた次第だ。それを知れば驚くはずです

~トップセールスマン ボブ・バーグ氏より~


所長視点)
私を取り巻く環境、人間関係、そこから起こる出来事は自分の心の世界が映写機で映し出された世界です。そこに文句をいっても意味のないことです。自分が思っていることと映し出されている世界とが食い違っているとすれば、それはまだ自分が自覚できていない自分の心の世界ということになります。世紀の大発見です。そこから大きく人生が開かれていきます

NO204 「サンタとドロボー」

現在、ほとんどの営業マンは、お客様からお金とノルマの数字を奪い取ろうという発想で営業をしている。そんな発想で営業している限り、お客様には嫌われるし、自分にも自信が持てない。だから仕事も楽しくならない。このように、自分の「欲」だけで目標を立て、奪う発想スタイルの営業を「ドロボー営業」と呼ぶことができるだろう。実際に大多数の人が「欲の目標」を立てて仕事に取り組んでいるため、どうしても「ドロボー営業」から脱却するできないことが多い。
一方、お客様にいかにお役に立ち、喜んでいただくか。そして、そのことによって、自分もいかに成長していくか、という発想スタイルの営業を「サンタさん営業」と呼ぶ。サンタさん営業を貫き、商品を喜んでいただけたら、リピーターも自然に増えるし、反復性のない商品だとしても、近所の人や知り合いに自分の売っている商品を紹介してくださるかもしれないのだ

~佐藤康行氏より~


所長視点)
営業に限らず他の商売や人間関係にしても、「サンタ」なのか「ドロボー」なのかの判断は、相手が私との関係を喜んでくれる、自分を応援してくれる、直接何か買ってくれなくてもいつも心にとめてくれる…そういう人が回りにいるかどうか、それが広がっているかどうかで判断できます。自分がいくら「サンタ」を動機としているといっても、結果として自分を応援してくれる人が乏しい、お願いしないと耳を傾けてくれない、頑張ってやってもその場限りの喜びが多い…とすれば、動機の深いところでは「ドロボー」が潜んでいるかもしれません。サンタさんの心は疲れることはなく、いつも喜びで満ち溢れています

NO91 「ありがとうの意味」

「ありがとう」には二つの意味があると思います。まずは日々の潤滑油の意味です。ありがとうと伝え会うことで、お互いに気持ちよく生活することができます。身近な人には、つい感謝の言葉を忘れてしまうものです。けれども、身近な人たちのおかげで、自分があります。
人は口にしなければ、なかなか思いが伝わりません。どうか感謝や温かい言葉をかけることから始めてください。「ありがとう」を伝えることで身近な関係や環境が変わることは、終末期の現場だけではありません。とても重要なことです。
そして、もう一つの意味、それは「さようなら」と同義のありがとうです。私は私も祖父を見送る時に「ありがとう」と伝えることが、「さようなら」と同じ意味を持つことを改めて発見しました。 逝く人が最後に伝えるその言葉は、自らの人生を振り返って感謝し、それに別れを告げ、また人生を支えてくれた存在への感謝であり、そして、自分が死んだあとも生きていく人たちへのエール。
送る側の人が最後に伝えるありがとうは、大切な人へのこれまでの感謝と、逝く人の思いを胸にしっかりと生きていくという気持ちの表現。
「ありがとう」の言葉で思いは継承され、バトンは次代に渡されるのです。
私たちは20世紀初頭あまりにも医学的敗北や不幸、断絶、目を背けたものにしていないでしょうか。
本当は、死は自らの人生を振り返り、感謝をし、次の世代に、あるいは大切な人たちへ、自らの思いをつないでいく場であり、不幸なことではないのです。
感謝の言葉は、日々の潤滑油、そして最後のバトンです

~以下は緩和医療に携わった先生の講話です ~

所長視点)
死 を正しくとらえることで 生 が輝くのです。

NO96 「天の一物」

「天は二物を与えず」と言うが、逆に「なるほど、天は二物を与えないが、しかし一物は与えてくれる」ということが言えると思う。その与えられた一つのものを、大事にして育て上げることである。

 〜 松下幸之助氏より 〜


所長視点)
天=神様。神様から一物を与えられているのかを掴むこと。それを大事に育て、育てた一物を世の中のため人のために貢献することが神様の願いです。自分に神様が何を与えているか分からない人がいますが、掴むにはコツがあります。詳しくはMCで…

NO92 「何気なくつぶやいた言葉」

主婦が家の中で「あ~あ、私の人生は、アンラッキーだ。不幸だ」とつぶやいたとします。それを聞いた夫と子どもは、どう思うでしょう。きっと、「自分は、妻の(お母さんの)『アンラッキーで不幸な人生』の一部なんだ」と感じるのではないでしょうか。そして、その言葉を聞いたとたんに、体の細胞がシュンとしてしまうでしょう。2度、3度と愚痴を聞いているうちに、やがて「あ~あ」というため息を聞いた瞬間にその場から立ち去りたくなり、やがて、お母さんが「ただいま」と家に帰ってきただけで自室にこもってしまうようになります。
では反対に、「いや~、私の人生は本当にツイていて、ラッキーなのよね。すごく幸運なのよね」と何気なく言ったとします。すると、テレビを見ていた夫と子どもは、潜在意識の中で「ラッキーでツイてる人生の一部を自分たちが担ってきたんだ」と感じ、その結果として体が活性化され、元気になっていくのです。
月に一度、「コーヒーとケーキの集まり」を開いている主婦10人がいます。
ある人が窓辺に立って「夕焼けはキレイだし、庭の花はきれいだし、私は本当にツイている」と言った。それを聞いた人たちは「この人の『ツイてる人生』の一部になっている」と感じ、体が活性化され、元気になります。「この人のそばにいるとなんだか体が元気になる」と感じるわけです。
一方で主婦の中に、「私の人生は最悪。仕事も家庭もうまくいかないし、本当にロクな人生じゃないのよね」と言う人がいます。何気なく言ったつもりでも、この言葉は、「あなたたちが私に不幸を与えている」「あなたたちのおかげで不幸になった」と言っているのと同じようなものです。
彼女の愚痴を聞いた人は、潜在意識の中で「最悪な人生の一部を私たちが担っているんだな。私たちは、この人の不幸の原因になっていたんだ」と思い、シュンとしてしまうでしょう。
愚痴や泣き言を言うことで「人生を評論している」つもりかもしれませんが、結果的には家族から、友人から、神様から仏様から、すべてを敵にまわす(味方になってもらえない)ことになります。
「コーヒーとケーキの会」に(愚痴ばかりこぼす)この女性が参加する日は、ほかの人は来なくなってしまうのではないでしょうか。

所長視点)
環境や人間関係は自分が創造しています。自分の心の鏡が環境や出来事や人間関係になります。幸せを創造する人になるための勉強がMCの勉強ですー

NO99 「心の枠」

自分の心に 欲目がでて、いい学校に入れて、いいところに就職させれば幸せになれる…と考えて、そのコースに子供を当てはめて行かせようとするところはあります。そのためには「こうでなければならない」という枠を作って、それに合わせようとするのです。
そうすると、早起きするべき、運動するべき、勉強するべき、あの学校に行くべき、欠席するな、いい点とるべき…と子供に期待し、要求してしまいます。このような「べき論」で追及されると、子供は非常に苦しむことになります。また「べき論」で見てしまうと、そうなれない子供は、ダメな子に見えてしまいます。
つまり、親が「心の枠」を持って、それに当てはめようとすると、その枠にはまらない子供は「悪い子」に見えるのです。その結果、天が与えたその子の「良き本性」が見えなくなってしまいます。

~愛の知恵袋 より~


所長視点)
この内容は子育ての内容ですが、人間関係全般に当てはまる内容です。相手を受け入れられないときは自分に「心の枠」があるときです。相手が変わることを願うのではなく、「心の枠」に気づくチャンスを与えてもらっている。その枠に気づき、枠を外すことが愛を育むことにつながります。枠の外し方はMCで学んでくださいー

NO111 「自己肯定感の高め方」

自己肯定感チェック表

◆「減点法」で自分や家族を見る
◆自分に無理させて帳尻をあわせる
◆過去にいつまでも心が持って行かれる
◆「やるべきことをやった」という思いが少ない
◆自分に「ない」ものをあれこれ探し回る
◆“美意識”を養うことに時間を取ってない
◆「見返り」を求める。相手を変えようとする
◆できるだけ、いい人と、いい時間を過ごす努力をしない
◆「群れ」の心理を行動の基準にする
◆「ワクワクする感覚」が少ない
◆「小さな成功体験」に気づけない
◆うれしかった言葉を書き留めてない
◆好奇心を広げ「心の門」を開く勇気がわかない


所長視点)
自己肯定感とは、そのままの自分を受入れる感覚です。自分の本心に神様が住んでいますので、自己肯定感を高めることが神様を愛することにつながります。
自己肯定感度チェックをしてみてください

NO130 「休息する」

いま私たちの社会は凄まじいスピードで変化し、近い将来も見通せないほど不透明な時代になっています。仕事でも生活でも、今この瞬間でさえ立ち止まれないような強いストレスを感じ、日々を乗り切っているのが実情ではないでしょうか。
はっきりしていることがあります。
人間の体はそのような激しいストレスにさらされ続けて耐えられるほど、強くはないということです。「自分は大丈夫」と思っていても、体への負担に気づけなくなっているだけで、そのツケは必ず後で回ってくるでしょう。
かつての私もそんな一人でした。毎日をひたすら全力で突っ走り、まわりには怒りを撒き散らし、体力に任せて乗り切っていたあの日、突然、強烈な思いに全身をとらわれてしまったのです。
「もう仕事に行きたくない」
私の体を支える自律神経はボロボロに乱れ、体から緊急アラートが発せられたのでした。

自律神経を整える ~小林弘幸~

所長視点)
いまの社会の疲れのほとんどは「ストレス」からくるもので、「ストレス」のほとんどは人間関係からきます。よって疲れを取るための休息は「身体を動かさないこと」ではなく、「自律神経を整えること」であり、身体を動かして、血流を促したほうが良い休息になる場合がほとんだそうです。2020年の運勢にのるために必要な考え方です

NO133 「トイレ掃除」

自我を溜めないための一番良い方法は、トイレを掃除すること、トイレ掃除をしているとお金のことを含めて、自我がどんどん溜まらなくなっていって、面白いことに自分を好きになります。
トイレ掃除をしている自分を好きになると、きれいな家庭が好きになります。そして、家がきれいになるといいなあ、自分の隣近所もきれいになるといいなあ、川がきれいになるといいなあ、地球がきれいになるといいなあと思うようになります。
結局、トイレ掃除をやってる人は、きれいさの範囲がどんどん広がっていって、きれいなものが好きになっていきます。そして自分もきれいな生き方になっていって、周りの人から「わあ素敵」と言われるようになります

~なぜトイレ掃除をすると運がよくなるのか~


所長視点)
統一原理によると発展の原理は「授受作用」。「授ける」が先で「受ける」が後。お金も「手に入れる方法」より「何に使うか」が重要。健康も「栄養になるものを食べる」より「腸を空っぽにするか」が重要。人間の生理現象の「授」である排泄を大切に思う心を育むのがトイレ掃除です

NO137 「日常言葉」

従来の無意識を変える方法は、多くの場合ポジティブな言葉を意識的に、自分自身に語りかけるという方法が提唱される。しかし意図的に、無意識の世界をポジティブにしようと考え、表面意識でポジティブな言葉を語ると、無意識の世界は「双極的な性質」を持っているため、逆にネガティブな想念が生まれてしまう。
意識的な「自己暗示」は、あまり無意識な世界に浸透していかないが、無意識的に使う日常言葉は、恐ろしいほどに無意識の世界に浸透していく。
例えば「無駄だ」「無理だ」「酷い」「最低だ」といった物事を強く感情的に否定する言葉は、日常生活において、できるだけ使うべきではない 。

~ 運気を磨く より ~


所長視点)
心の構成は、意識できる部分5%、無意識の部分95%の割合で構成されています。無意識の状態がその人の人生をほぼ決めている。
ですから心を成長させるためには、無意識の状態に気づくことから始まります。私の無意識の状態を知るきっかけが「日常で使うなにげない言葉」です。統一原理でいえば「生力要素」。心にどんな食べ物を食べさせているかは自分の「日常言葉」で決まります

NO183 「自分が変われば世界が変わる」

自分の内側にある、どんな自分を許せるようになると、外側の世界の見方もどんどん変わっていく。見方が変わると、現実の世界も変わっていく。僕は今まで、会社のメンバーが楽しんでいないと、どこか不安だった。だから頑張ってメンバーを楽しませようとしていたし、楽しめる環境を作ることに必死になっていたと思う。
ポジティブな環境が是だから、それをなんとか作ろうとしていた。それは喜んでもらいたい、幸せにしたいっていう純粋な気持ちだったけれど、悲しいとか怒りとかネガティブな感情はダメなものというレッテルを気づかないうちに貼っていたんだと思う。でも自分の中で、ネガティブな感情を統合できるようになると、ポジティブもネガティブもどちらも大切な感情として扱えるようになってきた。
無理して楽しい場を作り出す必要はないと思えるようになり、一人ひとりが自己表現や存在を尊重できるようになってきた。結果、会社という組織自体にもいろんなカラーが生まれて、よりカラフルな組織になってきた

~実業家 塩田元規氏より~


所長視点)
自分の心が変われば世界が変わる。これは量子力学でも証明されている物理法則です。自分の思う通りにいかない、いったとしても何かすっきりしない根底には、潜在意識のひっかかりがあります。それに気づき、受け入れていく(正対する)と心が整い、結果として世界が変わっていく…これは宗教の世界では今まで言われてきたことです。宗教と科学が一つの方法に向かって進んできています

NO184 「行動の責任」

幸せな現実を引き寄せる上で、重要な原則の一つとして「人は自分の行動に責任がある。社会、遺伝、過去のせいではない」というものがあります。
どのような出来事や結果も、その時自分が最善と思い、自分自身で選択した行動の結果です。仕事がうまくいかないのは、うまくいかない行為を選択した自分の責任であって、それを会社や上司の責任にしても何も解決しません。また、自分が恵まれていないと思っても、家庭環境のせいではありません。
自分の身に起こることを、外側の世界に責任転嫁しているうちは幸せな現実を引き寄せることはできません。自分の行動には自分で責任を持つ。そして、何があっても「自分で選択したことなのだ」と肝に銘じる。自立と自己責任は、幸せになるための大原則です。

~実業家 青木仁志氏より~


所長視点)
何があっても「自分が選択したこと」というのは厳しいようですが、自立する上で重要な考え方です。自己実現している人の共有の考え方であって、そう捉えることで見えてくる世界が違っていきます。真の家庭の土台になります

NO193 「中国の竹の奇跡」

家族を築いていく中で、中国の竹の奇跡を思い起こしていただきたい。この驚くべき植物の種をまいてから四年間、小さな芽が出るだけで、何一つ生長が見えない。その四年間、生長はすべて地面の中で起きている。土の中に深く根を張っているのだ。そして5年目になると、この竹は一気に25 M も伸びるのである。
人生の中には、この中国の竹の話に似ていることが多い。勤勉に働き、時間と労力を注ぎ、成長を促すためにありとあらゆる努力を惜しまずに続ける。しかし、数週間、数ヶ月間、あるいは数年間、何も成果が見えない時がある。そこであきらめることなく、忍耐強く働き続け、育成を怠らずに行えば、その『5年目』は必ずやってくるのだ。そしてその時こそ、目の当たりにする生長と変化にあなたは驚かされるに違いない

~スティーブン・コビー氏より~


所長視点)
家を建てるときも土台をつくる基礎工事が何よりも重要です。立てた家の外見だけみても、基礎工事がちゃんとしているかどうかはわからない。それの差がでるのは、地震や災害が起こったとき。基礎に時間をかけてもかけなくても変わらないように見えても、トラブルや予期せぬ出来事に見舞われたときに、その経験を通じてより信頼関係を築くことができるか、もろくも崩れてしまうかは基礎の違いによります。大切なことは見えないことが多いようです。

NO195 「人為的な意図」

しばしば、政治家や経営者で瞑想や座禅を組むことを習慣にしてる人もいるが、多くの場合文字通りの「無念無想」の状態に入ることはなく、坐禅中も、湧き上がる雑念との戦いを行うか、ときには、足の痛みに耐えながら座禅を組み続けるというレベルに終わってしまう。では、なぜこうしたことが起こるのか。なぜ瞑想という技法が難しい技法なのか。その理由は瞑想というものの本質が、正しく理解されてないからである
瞑想とは「行う」ものではない
瞑想とは「起こる」ものである
すなわち、本当の瞑想の技法とは、意図的に心を瞑想の状態に「する」のではなく、ある瞬間に心がふと瞑想の状態に「なる」ことを待つ技法なのである。
逆に言えば、瞑想も座禅も、それがうまくいかない理由は、そこに「人為的な意図」があるからである。「無念無想の状態になろう」「瞑想の状態になろう」という人為的な意図そのものが、まさに「雑念」なってしまい「無念無想」にも「瞑想の状態」にもなれないという逆説に陥ってしまうのである

~田坂広志氏~

所長視点)
心と向き合うのに、「人為的な意図」はとても厄介な代物かもしれません。自分ではこうしよう、こうなろうとすればするほど、心はその逆の状態になってしまう。「人為的な意図」でもって、心をコントロールしようとしても結果はでることはあります。しかし、それは心が疲れたり擦り切れたりしてしまいます。長く続かない。
感謝できない環境を「感謝いなきゃ。感謝しなきゃ」と人為的な意図でもって心をコントロールしようとしていると疲れます。感謝できない環境のときは「感謝できてないな…」と深く受け止めていく。自分の心に寄り添うことにもつながります

NO196 「影響力の法則」

とてつもない成功を収めるための法則は、とにかく相手に気持ちに寄り添うこと。相手の利益になるように気を配ること。相手の弱点を守ってあげること。五分五分ではだめなんだ。WINWINは、理屈上ではいいことだが、現実は大抵の場合、互いに有利と言いながら裏では得点を計算している。つまり誰もが互角というのは、誰にも得をさせたくないということでもある。五分五分ということは、今回は君に得をさせてやったから、次は借りを返してくれよ、というわけさ。貸し借りだとすれば、真の友人にはなれない。取り立て屋になるだけだ。勝ちを収めるためには100%しかない。相手にとって良いことをすることが、自分の勝利だと思うこと。相手が叶えたいと思うことを、何とか叶えるように力を尽くすこと。WINWINなどということは忘れて、どうすれば相手が勝てるかだけに集中する。
それが影響力の法則だ

~トップセールスマン ボブ・バーグ氏~


所長視点)
個人的なファンクラブをつくること=人脈つくり とボブ・バーグ氏は語っています。損得を計算せずに相手を喜ばすことに全力を尽くすこと。これが成功する秘訣で、環境に対して人間関係に対して影響力をもつようになる… ようは自分が人のために生き切れるかどうかが幸せになれるかどうかの境目になるようです

NO198 「隣のおじさん」

夫婦関係でどうしても相手が気に入らないという人がいます。それは、相手のことを「妻だから」「夫だから」という前提で見ているためです。もし、「隣のおじさん」が毎月給料を運んできてくれるのだったら、「私たちのために毎月給料を運んできてくれて、ありがとうございます」と感謝できます。
同様に、「隣のおばさん」が毎日食事を作りにきてくれているのだと思えば、「なんて親切な隣のおばさんなんだろう。ありがとうございます」と感謝するでしょう。どうして、自分の妻だったら、食事を作ってくれても感謝しないのですか。どうして、自分の夫だったら、給料を運んできてくれても感謝しないのですか。「稼ぎが少ない」とか「働きが悪い」と文句を言うのはおかしいということになりませんか。

~小林正観氏より~


所長視点)
なぜ隣のおじさんと思うと感謝できて、夫だと思うと不平不満がでるのか?その根底には「夫はこうあるべき」という固定観念があるからです。その固定観念がある限り、自分の思う夫像にあわない夫を見つけると不平不満が出てきてしまいます。常に感謝する生活というのは、「こうあるべき‥」という固定観念に囚われない生活になるのかもしれません。感謝は偉大ですね

NO200 「選んでくれてありがとう」

1千組以上の仲人をして、その夫婦が1組も別れていない、という方がいました。それで、この方に「どうやって男と女を選んで会わせるのか」を聞いてみました。そのコツがなかなか面白い。
実は、相手の女性に対して、「あーじゃ」「こーじゃ」と条件を挙げている男性、というのはピックアップしない。相手の男性に対して、「あーじゃ」、「こーじゃ」と条件を言っている女性も選ばない。「相手が男なら誰でもいい」と言った女性、「相手が女なら誰でもいい」と言った男性だけを合わせるそうです。そうしたところ、1千組を超えた夫婦が、誰一人として離婚をしていないそうです。そこのところに、結婚というものの偉大なる本質が隠れていると思います。
結婚相手が合うか合わないかではなくて、自分の問題。わがままを言っている人は、誰と結婚をしてもうまくいかない。相手に対して求めているものが、次から次へとある人は、それは結婚だけではなくて、人間関係も社会関係も全部一緒。「あーじゃ」「こーじゃ」と言わないで、「私を選んでくれてありがとう」という心で生きていくことができたら、夫婦関係もものすごく楽になる。子供に対しても、「私を親として選んでくれてありがとう」という気持ちや態度で接していったら問題が起こることはない。今までに、なかなか男運がなくて女運がなくて、と言っている人は、運がないのではなく、条件を振り回していたからです。「相手が男性であれば誰でもいいです。女性であれば誰でもいいです」という男女を合わせたら、一組も離婚がないという事実がある。「私」の問題らしい。相手をどうこうではなくて、「私」がその人間関係の中で「私を選んでくれてありがとう」と言える人間なら、問題が起きることは本当に少ないでしょう。

~小林正観氏より~

所長視点)
困難があったとき「政治のせい」「世の中のせい」としても何も変わらないし、自分の心は荒んでいきます。人生は配られたカードで勝負する、置かれた場所で咲きなさい、とはよくいったものです。幸せな人は今あることに感謝できます

NO203 「正解主義」

人が失敗するのをみて「失敗しやがった』「やらなきゃよかったのに」「思いつきでするからだよ」と発言したりする人は、行動する価値を理解できないでしょう。失敗を恐れない行動力は偉大です。事業を百発百中で成功させる経営経営者などいません。歴史に名を残すような偉大な成功者であっても、1の成功の裏には必ず10の失敗が隠れています。この世に”完璧”など存在しないのだから。慎重に慎重を重ねて”確実に成功すること”だけを求めるような経営者がいたら、会社はどうなるでしょう。今の時代、起こるべき可能性である与件を検討し尽くして、慎重に行動するよりも、動き出して確かめる"トライ”の数を増やした方が有効です。
失敗をして「やらなきゃよかったのに」と考える人は、「仕事とは絶対に成功しなければならないものだ」「コストをかけたら絶対に回収に値するリターンを得なけなければならない」という”正解主義”の自己暗示にかかっているはずです。すると新しいことを思いついても石橋を壊れるまで叩き、慎重に慎重を重ねて機を逃してしまうもの。”確実な結果が見えなければ動けない体質”になるでしょう。
でも思い出してみてください。”確実”なんてあるんでしたっけ?
肝心なのは
「準備よりも行動」
なんです。
検村するな、準備するな、というわけではもちろんありませんが、正解が相対的である以上、動かなければわからないことの方が多いのですよ。

~ファッションバイヤー MB氏より~

所長視点)
成功がいい、失敗が悪いということは誰もきめてないのに、自分でそう思い込んでいると行動できなくなってしまいます。そして出てくる言葉は「難しい…」です。「難しい」の考えの底にある感情は「嫌だ」です。結局、行動するのが嫌。だけどそういえないから「難しい」と行動しなくていい考えをしてしまう習慣がついています。
まずは「難しい」と考えたとき、「自分は何が嫌なんだろう?」と自問自答してみる。そしてその感情に寄り添う。そうすると行動する勇気が湧いてきます

NO205 「神様のこと」

親や教師が子供に対して「あなたがが悪いことをしても、よいことをしても神様はちゃんと見ていらっしゃるのだよ」と言って教えるのが、最も自然な普遍的な教育方法だと思うのだが、わが国ではそれは言えないことになっている。「神」という言葉は差別用語と同じく、口にしてはいけない言葉のようである。日本人が海外へ出て、各自が帰依する宗教の話になったとき、平然として「自分は無宗教だ」と言うものだから気味悪がられるという。外国人がそう尋ねるのはおそらく、あなたは自分の根拠をどこに置くか、エホバに置くか、アラーに置くか、ブッタに置くか、という意味である。ところが日本人にとってはたいてい、宗教とは葬式の様式か、せいぜい「心のやさしさ」のことで、なくてはなくても困らない”オプションのアクセサリー”であり、自分は宗教などというものに関わるほどひまでも迷信家でもない、という意味でそう答えるのだろう。ところが「ではあなた方はどうやって子供を教育するのか」と聞かれた時に困ってしまうのである

~渡辺久義氏より~

所長視点)
日本人でも神様を否定する人はそれほど多くはない。なんとなく「見守ってくれている」「自分の心にいてくれる」というぼんやりとした感覚でとらえているようです。そこに「あなたの存在の根拠は神様です(神様がいたから私がいる)」と言われると「そこまで強くは信じていないし、縛られたくない」思いが湧く。それは、どこまでも自分が主体です。
それでも生きていくことはできますが、とらえ方が狭く、人生において対応できないことが出てきます。神様を受け入れるというのは、宗教に入る入らないの問題というより、どこに中心を定めて生きていくのか、という「生き方」の問題と感じます

NO206 「雨降らし男」

中国の地方のある村で干ばつのため雨が降らず、村人が困っていました。そこで、村人は「雨降らし男」を呼んできて、雨を降らしてくれるように頼みました。すると、その男が、小屋をつくって篭ったところ、三日目に雨が降り始めました。その雨に村中が大喜びし、お礼を言うと、その男は答えました。
あの雨は、私が降らしたのではない。この村では、天の秩序に従って村人が生きていなかった。そのため、雨が降らなかったのだ。
そして、その影響を受け、この村にやってきたとき、私も天の秩序に反する状態になった。そこで私は三日間篭って、私自身が秩序の状態になるのを待った。すると自然に雨が降ってきたのだ。
この話は、東洋的な神秘の物語にも読めますが、実は、我々が、職場などにおいて、しばしば経験していることではないでしょうか。
職場において、メンバーの心の和が乱れているとき、すべてがうまく動かなくなるときがあります。しかし、そのとき、何にも働きかけず、ただ、その中心にいるリーダーが、心の静寂を取り戻すだけで、その職場に心の和が回復し、物事がうまく動き出すことがあります。マネジメントとは、そうした深みを持った世界でもあるのです。

~田坂広志氏より~


所長視点)
社会は私の家庭、私の心の縮図です。政治家は良くも悪くも私達の代表です。そう捉えると世が乱れたとき、まず何をすべきかが見えてきます。倒産しそうな会社で、5S(「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」)を徹底したところ業績が回復した、という話はよく聞く話です。心が乱れるとき、環境のせい、人のせい、自分のせいにせず、すべてを受け入れ、自分の心を整えてみてはどうでしょうか?

NO207 「冬の季節」

寒気、
雪に閉じ込められる長い日々、
日照時間の短さ・・・
冬は負のカードばかり揃っている。
だが、この冬があるからこそ
かすかな春の訪れに感謝し、
あふれるような夏の光をしっかり受け止め、
つかの間の美しい秋を惜しむことができる。
寒さが、人の気持ちを温かくする。
遠く離れていることが、人と人の心を近づける。
夏の間、散り散りだった人の暮らしが
少しずつ落ち着きを取り戻しながら
日常へと帰ってくる。
冬は、
人と人が、ゆっくり話をする季節なのかもしれない。

~探検家 星野道夫氏より~


所長視点)
地球上には膨大な種類のウイルスが存在することが分かっていて、研究が進んでいるのはヒトや家畜に関するウイルスだけ、特に人間にとって悪さをするものがほとんど。まだ何もわかってないのかもしれません。
その中で世界中が「外出を自粛する」状況になっていますが、見方を変えれば「家族で一緒にいなさい」。いまは「家族がゆっくり話をする」時間なのかもしれません。そして「ケンカしないで、みんなで協力する」ことが問われているのかも…

NO208 「解決しなくっちゃ」

私たちは、目の前に問題を抱えた人がいたり、辛そうな人が現れると「解決してあげなくちゃ」と思い込むようになってしまったようです。こうした傾向は人生相談を受けるとき、確かによく表れていて、相談者の98%が自分以外の人のことで悩んでいます。自分が今こういう状態で困っている、というのは100人に2人ぐらいで、あとは「夫がこうだ」「妻がこうだ」「子供がこうだ」「友人がこうだ」という自分の外側にいる人の悩み苦しみや、社会の矛盾を、あっちこっちから熊手でかき集めているように思います。
その人たちのことを心配する結果、ご本人は全く笑顔ではありません。基本的に私たちができるのは、まず自分が笑顔になること、自分が太陽になることです。その向こうにいる人の悩みは、自分のことではないのですから、解決できなくて当たり前です。「私たちにそんな力はない」と思い切ったところから、ものすごく楽な人生が始まります。自分が太陽ではないのに「周りを明るくしてあげなくちゃ」という人が大半です。まず自分が明るく幸せな人になりましょう

~小林正観氏より~


所長視点)
人を変えることはできない。しかし自分は変えることができる。と言われても、自分の抱えている事情が大きくなると、自分のことよりも回りの出来事に囚われてしまう。悩みを抱えて心が重いときは大抵、回りのことを優先していて「自分は人のために生きている」と思い込んでいる。それに気づき、自分軸を取り戻していくことが「真の家庭づくり」の高いレベルの実践といえます

NO106 「二匹のオオカミ」

ある夜、チェロキー族の長老が孫息子にあらゆる人の心の内で起きている戦いの話をした
「いいかね。これはわれわれの中にいる二匹のオオカミの戦いなのだ。
一匹は恐怖だ。これは不安や心配、疑い、ためらい、優柔不断、怠慢をもたらす。もう一匹は信念で、落ち着きや確信、自信、熱意、決意、興奮、行動をもたらす」
孫息子はちょっと考え、おずおずと聞いた。
「どっちのオオカミが勝つの?」
長老は答えた。
「お前が餌を与えるほうだよ」

~チェロキー族 長老の言葉~

所長視点)
現実は自分が造っています。この話は自分の心に向き合う方法を教えてくれています

2020年5月19日火曜日

NO238 「夫がこうしてくれると妻は嬉しい」

①家に帰ったら、まず妻を探して声をかける
②今日一日の妻の生活に関心を示す
③1日に最低20分以上は妻の話を聞く
④話を聞いて共感してあげる
⑤妻が話をしている時はしっかり聞く
⑥一日に何度でも愛情表現をする
⑦妻にねぎらいの言葉をかける

ある奥さんから聞いた話です。「うちの夫は本当に不器用で愛情表現なんてほとんどしたことがありません」それでとうとうある時、冗談めかして夫に言ったんだそうです。「あなた、たまには「愛してる」の一言でも言えないの?」すると、夫は急に振り向いて真面目な顔をして「おととし、いってやったじゃないか!」と言ったというのです。「もうがっくり来て何もしませんでした」とぼやいていました

~家庭と未来研究所所長 松本雄司氏より~


所長視点)
男性と女性の喜びの世界が噛み合わないゆえに不幸になる夫婦が沢山いるそうです。離婚の理由のほとんどが性格の不一致です。これは「相手のために生ききる」という生き方を選んだ夫婦が、より高度な幸せになれる環境ともいえます。神様の創造は偉大です



※下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。
まだ登録されてない方はどうぞ

↓↓↓
友だち追加

2020年5月18日月曜日

NO237 「魚は努力して泳いでいるわけではない」

たけしさん、海外でよく「映画監督なのにタレントもやっていて、努力していますね」と声を掛けられることがあるそうです。このことについて、たけしさんが

「魚は努力して泳いでいるわけではない。俺も魚のように泳いでいるわけで努力はしていない。生き方なんだよ。魚じゃなくて人間がプールで泳いでいるから努力しているように見えるだけなんだよね。だからオイラ、『その商売の魚になれ』って思うんだよね。プロとして当たり前にできるっていうことが、何にでも必要だと思うんだ」

魚にとって、「泳ぐこと」は努力でもなんでもなくて、「泳いでいないと死んでしまう」というだけのことなのですね。「自分の仕事のプロ」として、努力を努力と感じず、また、努力だと周りに感じさせないレベルになれ、ということです。
東大教授で、山林王として巨万の富を築いた本多静六翁は、それを「仕事の道楽化」と言った。道楽とは、熱中して楽しむこと、趣味として楽しむことだが、仕事の趣味化、ゲーム化ということだ。「楽しんでいれば、お金は後からついてくる」と本多翁は言う。 努力を努力と感じず、また、努力だと周りに感じさせないレベルになりたい。

~1分で心に効く 名言とストーリーより~


所長視点)
努力し続けたことが習慣化したときに「生き方」として自分の心に刻まれていきます。「ために生きる」努力を重ねることで「ために生きる」生き方として心に刻みたいですね。なんでそんなに楽しそうにために生きれるの?と聞かれる人生が素敵な人生なのかもしれません


※下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。
まだ登録されてない方はどうぞ

↓↓↓
友だち追加

2020年5月17日日曜日

2020年5月16日土曜日

NO235 「妻がこうしてくれると夫は嬉しい」

①失敗した時「心配ないわ」と言ってくれる
②夫の欠点を無理に変えさせようとしない
③いつも夫に感謝をする
④夫をうまく立ててくれる
⑤子供のような茶目っ気を見せる
⑥純粋に信じて頼りにしてくれる
⑦夫の努力を褒める

事あるごとに夫の良いところや男らしいところを褒めてくれる。こういう奥さんがいたら最高です。愛さずにはおれないでしょう。誰もが「愛されること」「褒められること」を求めて生きていますが、特に男性は感謝され、褒められることに最高の喜びと生きがいを感じるのです

~家庭と未来研究所所長 松本雄司氏より~


所長視点)
自分に無いものもっているのが夫婦ならば、同じ目的をもって努力し合えば足りないところを補い合えますが、そうでなければ自分に無いもの=理解できないこと、になります。火星人と木星人の出会いと言われるように、出会って戦争になるのではなく、平和の世界を築けるためにも「自分に無いものを理解する」ことが必要なようです

NO234 「ゆるます」

長い間、慢性関節リウマチでとても苦しんできた女性が、たまたま私の講演会に来ました。私が初めて彼女に会ったとき、「大変ですね」とか「お辛いですね」という言葉は出ませんでした。「あなたは何でも自分の力でやってきたと思ってきませんでしたか。周りの人に感謝をしたことがありますか」と尋ねました。その人は、今まで何をやっても上手くでき、ずいぶん高い評価を受けてきた人だったようですが、自分に厳しい分、他人に対しても厳しかったのでしょう。自他共に厳しい人というのは、立派な人のように思いますが、自他共に「許してない人」なのかもしれません。「許す」という言葉の語源は「ゆるます」です。「許す」というのは、自分のピンと張った神経、つまり、あれでなければいけない、こうあるべきだというような価値観を「ゆるます」という意味です。「ゆるます」ことは「許す」ことであって、「許す」ことはすなわち「受け入れる」ことなのです

~ 小林正観氏より ~


所長視点)
何事も力んでいては実力を発揮できません。心も同じで「ゆるます」=自然体でいることが心のパフォーマンスを最大限発揮できる状態です。心の最大のパワーは「喜び」です。赤ちゃんがすべてを受け入れて生きています。私たちの誰しもが赤ちゃんでした。すべてを受け入れて生きていた時期がありましたので「ゆるます」能力は備わっています。あとは練習して感覚を取り戻すだけです


※下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。
まだ登録されてない方はどうぞ

↓↓↓
友だち追加

2020年5月13日水曜日

NO233 「おいしい水」

みなさんは、おいしい水を手に入れる方法を知ってますか。おいしい水ってどこにあるのでしょうか。アルプスの麓でしょうか?あるいは北極や南極の氷を取ってきますか?しかし、どんなにおいしそうな自然水を手に入れたところで、あなたの心がよくなければ、おいしい水にはならないのです。あなたの心は透き通っていますか?仕事のトラブルを抱え込んでいませんか?家庭の中で何か我慢していることはないでしょうか?もし、心のつかえがあるならば、どんなおいしい水を飲んだとしても味気ないものに変わってしまいます
同じ水を飲むにしても、ありがとうと声をかけて感謝の心で飲むのと、何か理由があってもモヤモヤした気分で飲むのとは、水そのものが全く違うものになってしまいます。
私たちの思念は、刻一刻と世界に影響を与えています。創造というイメージと言葉を投げかけるならば、世界は素晴らしいものを創造するでしょう。破壊を世界に向けて発言するならば、宇宙を破壊する手助けをしてしまう結果にもなりかねません

~国際波動友の会代表 江本 勝氏より~


所長視点)
愛と感謝に満ちた世界を私の心から創造しましょう。私が変われば世界は変わるー。

2020年5月11日月曜日

NO231 「気づいたもん勝ち」

運のいい人も大勢います。逆に気の毒なほど運の悪い人も存在します。運のいい人間に共通しているのは「気づき」。他の人達と同じ場所に行って同じものを見ても、ちょっと違う気づきを得られているだけ。何かすごい努力をしているのではなく、普段の場所にチャンスの芽を見つけることができているだけ。つまり「気づいたもん勝ち」をやってるだけなのです。
あなたは、気づけるということ自体、特別な才能があるのではないかと思うかもしれませんが、違うのです。あなたも本当は、できるのです。まず自分は「気づけると気づくこと」が重要なんです。もう一歩進めて言うなら、本当はみんな気づけているはずなのに見えていないだけ。それはきっと、仕事も生活もごちゃごちゃしていて、何がどこにあるのかわからないような状態だからです。ダイヤモンドの指輪があるのに、箱や包装紙ごと放り出してあるから見えないのです

~放送作家 野呂エイジロウ氏より~


所長視点)
動物の本能は人間からみたら、人間に気づけないことを気づく能力です。では本当に人間は気づけないのか?もしかしたら、複雑に考えすぎて、必要ないものまで抱えて、それでもまだ欲しい欲しいと思ってしまっているがゆえに、本当は見えるものが見えなくなっているだけなのかもしれません。シンプルに生きる。一つ一つ丁寧に終わらせていく。1年間、使ってないものは捨てる。そうすると気づきのある人になれるかも…



※下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。
まだ登録されてない方はどうぞ

↓↓↓
友だち追加

NO230 「脳内思考バグ」

頭の中で考える思考傾向には、負の感情を生みやすくする思考傾向(考え方)があります

1)過敏化バグ:何でも対象にする(気にする)
2)悲観化バグ:いたずらに悲観的な予測をする
3)有害化バグ:いたずらにネガティブな評価をする
4)無力化バブ:対策することを簡単に諦めてしまう
5)固執カバブ:同じ事を際限なく考える

自分では理性的に無駄のない対策を考えていても、感情的には「バグ(欠陥)」があることが分かっています。脳内バグの傾向を知り、いたずらに負の感情を抱かなくなるための参考してもらいたい

~キャリアサイエンス 奈良雅弘氏より~


所長視点)
人間の機能には心(感情)と脳(思考)があります。この2つは出どころが違うので明確に区別する必要があります。人間が幸せを感じるのは「心」ですが、脳(思考)ばかりを動かしていると、感情に負の感情を発生させ、正しいことを考えていても不愉快な思いをいだくようになります。感情は「関心をもってもらう」と元気になります。
1週間を振り返って、自分が何を感じてきたか?感情をあげてくださいと言われたとき、合格ラインは5分間で30個以上あがる状態です。試してみてくださいー





※下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。
まだ登録されてない方はどうぞ

↓↓↓
友だち追加

2020年5月9日土曜日

NO229 「天気の悪口」

自分の思うような人であれば受け入れる(好きになる)、自分の思うような人でなければ受け入れない(嫌いになる)という選び方をしているかぎり、私たちは悩みや苦悩から抜け出すことができないように思います。日常の中で大事なことは、この人(このこと)を好き嫌いで分ける訓練ではなく、すべてをありがままに「受け入れる」ことを訓練していくことではないでしょうか。「暑いですね」「ジメジメした天気が続きますね」「まったく、いつになったらすっきり晴れるんでしょうね」というような会話を「天気の悪口」と呼びますが、まずは「天気の悪口」を言わないところから、毎日の天気を「そのまま受け入れる」ところからスタートすることにしましょう

~ 小林正観氏より ~


所長視点)
自分の中に良し悪しの基準があり、基準通りにいくと喜ぶ。いかなければ悲しむ、不満をもつことが結構あります。私たちの悩みや苦しみのほとんどが「こうあるべき」というこだわり、狭い価値観から出てきているように思います。人や環境を変えることはできません。それをまるごと受け入れる…これがラクに楽しく生きるスタートになります



※下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。
まだ登録されてない方はどうぞ

↓↓↓
友だち追加

2020年5月8日金曜日

NO228 「大丈夫、大丈夫」

「大丈夫」と言えるには、結果を信じるという心の条件が必要です。結果を信じるという思考は自信の原点です。結果は決まってると信じることは、余計な不安を生じることがなく、自信が持てるための重要な思考です。それぞれ行動にふさわしい結果は既に決まっているのです。それはダイハードのようなアクション映画と同じ。2時間後には主人公がどんなピンチにあっても、ハッピーエンドで解決します。したがって途中の途中に何か大きな問題が起これば起こるほど、その過程を楽しめるわけです。それには必ずうまくいくという確信があるからです。何事もうまくいかないのは、その途中で起こるさまざまな事柄のせいではなく、それをどう捉えるのか、どう結果を信じているのかによるものだということ。すなわち、すべてが予定通り。結果は決まっているのです。このことに不安を抱き、慌てるよりも、まず「大丈夫」といってするべきことをすれば良いのです。

~著書 スラムダンク勝利学より~


所長視点)
自分が決めた結果に対して信じることは結構難しいことが多いです。自分が決めた通りにいかないような要素がどんどん出てくるからです。そのように心が揺らいだとき「大丈夫」という言葉がいえる人が自信がある人です。それではなぜ大丈夫と言えるのか?と聞かれたときどう答えるか?それは「自分がそう決めたから」。これが自分の心が定まるための最高の答えです。

2020年5月6日水曜日

NO227 「人生の目覚まし時計」

ある女性は、友人のお見舞いに病室を訪れました。友人はまだ20代も前半でしたが、医師から不治の病の宣告を受けていました。手を握りながらなぐさめの言葉を探していると、友人はこう言ったそうです
「私を家に帰らせて、子どものおむつを替えさせてくれるなら、どんなことでもする」
友人の言葉に、彼女は自分の子どもたちのことを思いました。
「ああ、面倒くさい」と不満に思い
ながら単に義務感だけで雑におむつを替えたことが何度あったことだろう。おむつを替えるという日常の行為も貴重なひとときであり、二度と訪れないかもしれないのに。

~ 7つの習慣より ~


所長視点)
できたはずだったけど、しなかったこと…を強烈に痛感するときがあります。「忙しい」という理由で、本当はもっと大切に思っていた時間を「いつかやろう…」として後回しにしてきたことに気づく瞬間を「人生の目覚まし時計が鳴った」と表現するそうです。「人生の目覚まし時計」が鳴る前に、本当に大切なものを優先する生活、後悔がない生活をつかむ必要があるようです

2020年5月5日火曜日

NO226 「本当の自分」

どんな目標を設定するにしても、それを達成するのに必要な専門知識や技術的なスキルは‥‥最高でも10%です。残りの90%は、人間としてのスキルです。では、その人間としてのスキルの基本とは何でしょう?人を好きになれること?面倒見がいいこと?聞き上手であること? 確かにそういうことも役には立ちますが、肝心かなめというわけではありません。一番大事なことは、あなたがどういう人かということです。そう、すべてはあなた自身から始まるのです。
誰かの真似をしたり、誰かに教えてもらったやり方や行動をしても、それでは本当には人の心に届きません。あなたが人に与えることのできる何よりも貴重なものは、あなた自身です。あなたが何を売っているつもりであっても、実は、本当に売ってるのはあなた自身なのです

~ボブ・バーグ氏より~


所長視点)
人間としての魅力は「自分らしくあること」。それは我がままであることとは違います。本当の自分自身であること。本当の自分自身は最高の価値をもっています。それを受け入れるところから「自分らしくあること」が始まります。




※下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。
まだ登録されてない方はどうぞ

↓↓↓
友だち追加

2020年5月4日月曜日

NO225 「雨」

困難は雨のようなものです。

必ず通り過ぎます。

そして雨の一滴一滴が

人生の恵みであることも

忘れてはいけません。


~講演家 マベル・カッツ女子~



所長視点)
雨自体には、なんの意味もついてません。雨の日に憂鬱になったり、恵みの雨と感じたりするのは自分が無意識にそのような意味をつけているからであり、その自覚がないと、次々におくることに一喜一憂するようになります。
困難と思える環境で自分が何をするか? それが私たちの人生を決めていきます



※下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。
まだ登録されてない方はどうぞ

↓↓↓
友だち追加

NO225 「あなたの本当の思いに「はなまる」」

本当の思いって何だろう?
それはね、「死にたい」「助けて」という2つの矛盾した思いだよ。
「死にたい」「助けて」って言い換えれば「死にたい」「生きたい」ってことだね。
死にたい!生きたい!
この2つの矛盾した思いがあなたの本当の思いなんだ。
矛盾している思いが本当の思いなの??
そんな声が聞こえてきそうだね。
そう、矛盾している思いこそが本当の思いなんだ。
人って矛盾しているものだからね。
変わりたいのに変われない。
痩せたいのに痩せられない。
幸せになりたいのに幸せになれない。
そして、死にたいのに死ねない。
矛盾しているものなんだよな。
だからね、2つの思いをまるごと受け入れていったらいいんだよ。
死にたいのもあなただ。
死ねないのもあなただ。
そのどちらのあなたも素晴らしいあなただ。
そうやって受けいれたらいい。
「死にたい自分がダメだ」とか「死ねない自分がダメだ」とか、
そんなことを思う必要は一切ないんだね。
どんな自分であっても受け入れるんだよ。
受け入れるためには「はなまる」つけることがおすすめ。
死にたい自分にはなまるつけてごらん。
死ねない自分にはなまるつけてごらん。
どんな自分にもはなまるつけてごらん。
そうして、どんな自分にもはなまるつけてみたら自分を大切にできるよね。
死にたい自分は愛しいな。
死ねない自分は愛しいな。
ああ、どんな自分も愛しくはなまるなんだよな、ってさ。
そう、あなたは、生きてるだけではなまるなんだから。
人ってまるごと受け入れられた時に魂が喜ぶんだよ!
人ってまるごと受け入れられた時に魂が喜ぶんだよね。
まるごと受け入れるってのは
矛盾した自分のどちらの自分もまるまる受け入れるってことだよ。

~はままる学習会代表 高濱正伸氏より~

所長視点)
いまの現状をそのまま「良い」「悪い」の意味をつけずに受入れていく。そうすることで矛盾した思いを越えた思いが湧いてきます。それが真の家庭づくりの種になります

2020年5月1日金曜日

NO224 「迷惑ババア、クソジジイ」

自分らしく生きようとすると、多かれ少なかれ、間違いなく人に迷惑をかける仕組みになっているのに「迷惑をかけないように生きる」というのは自分らしく生きないということなんです。迷惑をかけないように頑張るということは、自分らしく生きるのを放棄するということです。自分らしく生きることを放棄した人が、幸せな人生を送るのはちょっと難しい。もうそれは、自分ではなくなっているからです。ですから50代からは「迷惑ババア」「くそジジイ」になって生きる。すると何が起きるかというと、人に頼ってばかりの人生になるわけです。人に自分のできないところをやってもらって、自分の尻拭いをしてもらって、迷惑ばかりかけて生きる人生を「感謝の人生」というのです。人に迷惑ばかりかけていたら「ありがとう(感)」「すいません(謝)」といいっぱなしの「感謝の人生」になるんです。
「でも迷惑かけられる側はたまったもんじゃないのでは?」とあなたは思うかもしれません。そこのところは考えなくていいのです。なぜなら、今まで迷惑をかけないように生きてきた人がかける迷惑というのは、大抵、たいしたことではないからです。それに人に迷惑をかけないようにしている人って「水くさい」ですよ

~心理カウンセラー 心屋仁之助氏~

所長視点)
感謝の人生をおくるために前提には、人との関わりは絶対不可欠です。その関わりの中で「ありがとう」が増えていけば、信頼関係が深まりWIN‐WINを越えた「GIVE&GIVE」与えることが楽しいの世界に入ります。これが家族愛の基本です。迷惑をかけないのは美徳のようにいわれますが、人と関わらなければ迷惑をへらすことが出来ます。それは家族愛にはつながらない。迷惑をかけながら「ありがとう」を増やしていく。そこに真の家庭づくりの秘訣があります



※下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。
まだ登録されてない方はどうぞ

↓↓↓

友だち追加

NO223 「ありがとうの波動」

「ありがとう」という言葉を、日本語、英語、ドイツ語などいくつかの言語で水に結晶の写真を撮ると、どの国の言葉もそれぞれ均整のとれた綺麗な六角形の結晶なりました。一方、「ばかやろう」など人を罵ったり、攻撃する言葉はどの国のものでもバラバラに結晶が崩れ、見るも無残な形になりました。結晶を取ったとき、均整の取れた六角形が現れるのはその水が、大自然の生命現象に合致しているときだと思われます。
「ありがとう」「愛」「感謝」という言葉は、大自然の掟、生命現象の根本原理なのです。だから水は、自然そのものの六角形の形を綺麗に作ってくれます。それに対し、「ばかやろう」という言葉は、自然の中にはなく、自然が作り出した不自然な言葉なのでしょう。人を罵る言葉、傷つける言葉、馬鹿にする言葉などは、人間が文明を築き始めてから作り出したものだと思われます。大自然はおそらく「愛」と「感謝」というバイブレーションしか存在していないのでしょう。それは自然の風景を見ればよく分かります。木々の草花は、お互いに尊重し合い、共存しあって生きています。動物たちも同じです。ライオンもお腹が空いたときはときを除いて、むやみに他の動物を食べません。木の下で太陽の光が当たらないと言って不平をいう草花もなければ、餌を独り占めしようと企む動物もいないのです

~ 江本 勝氏より ~

所長視点)
人間のもつ波動は、一番下から一番上までは42オクターブあるそうです。1オクターブがドラミフィソラシド。それが 42回分です。一番高い音は。570兆ヘルツで1秒間に570兆回振動します。それだけの多種多様な周波数をもっている人間は、様々なレベルの周波数の集積が織りなす一つの宇宙であり、それ自体が大宇宙交響国を奏でているということになります。人間は素晴らしいですね。



※下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。
まだ登録されてない方はどうぞ

↓↓↓
友だち追加