2020年4月9日木曜日

NO216 「的をしぼる」

誰もが1日に同じだけの時間を持っているのに、なぜ他の人よりずっと多くのことをこなせる人たちがいるのだろうか。彼らはどうやって多くのことをこなし、実現し、そして多くのものを稼ぎ、手に入れているのか。
それは、彼らが核心をつかむことを物事の中心に据えているからだ。つまり「的をしぼる」のだ。「的をしぼる」とは、したいことではなく、するべきことをするということだ。それはすべてが等しく重要とは限らないことを知り、最も重要なものを見つけることでもある。目覚ましい成果は、どれほど的をしぼれるかによって決まると気づくことでもある。
ほとんどの人は逆だと思っている。大成功は時間のかかる複雑で大変なことだと考えている。そのため、スケジュール表や、やることリストにはやるべきことがいっぱいで収拾がつかなくなっている。人には限られた時間しかないから、あれこれ手を広げると十分なことができなくなる。業績をあげたいと望むなら、あれもこれもも足し算ではなく引き算が必要だ。多くのことをそこそこやるより、少数のことを効果的にやらなければならない。何も削らないまま仕事や人生の荷物を増やしてしまうと、たとえうまくいったとしても不都合なことが多く出てくることになる

~不動産会社社長 ゲアリー・ケラー氏より~

所長視点)
いまの情報社会のなかで「何を得るか」より「何を捨てるか」が重要になっている。しぼればしぼるほど、精鋭化され本質が浮かび上がってきます。どんなにハイスペックなパソコンもデータを入れすぎれば重くなります。心がサクサク動く感覚をつかむまで捨てる。まずは自分の身の回りのもので、1年以上使ってないものを1つずつ捨ててみましょう。1ヵ月経てば心がサクサクになります

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