つまり、世代を超えて責任があるんです。私たちは、過去の人たちの責任を引き受けると同時に、未来の人たちに対して責任を引き渡してる。未来の人たちには、いやが応なく私たちの責任を取ってもらわないといけない。だから正しい判断をしないと、子どもや孫の世代が困る。子や孫が困る判断をしてはいけないということですね
~若い有権者のための政治入門 藤井厳喜氏より~
所長視点)
「国民は国民以上の政治家をもつことはできない」ということわざがあります。「政治が悪い」と批判することは「国民の判断が悪かった」ということを同時に含んでいます。選挙権という権利に対する義務は「立派な政治家を選ぶ」ということです。選んだ政治家をみれば私たちが何に価値をおいて選んでいるか、ということがはっきりします。もちろん、政治家を批判をしてはいけないわけではありません。批判すると同時に自分の責任(立派な政治家を選ぶ)を果たせるように努力する必要があります。
未来の責任を追っている自覚がない中で「いまの自分の生活をよくしてほしい」を考え、そうならなければ「誰がやっても同じ」と選挙にもいかない…これがそのまま政治家に反映しているのかもしれません
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