2020年4月4日土曜日

NO209 「最初の一歩」

どんなに高い山も、一歩一歩登っていくしかありません。どんなに偉大な登山家も、一歩一歩足を進めているにすぎません。ものすごく大変なことを終わらせるために必要なのは、まず最初の一個を片付けることです。ところが僕たち人間は、それがなかなかできません。
みんな一生の目標みたいな大きなものばかり掲げていて、結局動かない。「いつかはエベレストに登るぞ」と言っていて、一歩を踏み出しません。これは一体なぜなのでしょう。
大きなことだから完成させられないのではなくて、一個に手をつけないから完成させられないだけなのです。
やらなければならないことが三個あったとき、人は容易に動き出します。ところが、やらなければならないことが二〇〇個あると「一個片付けてみたところで、まだ一九九個もあるよ」どうにもこうにもモチベーションが保てません。
でも一個片付けるという行為自体の大変さは、全体量が三個だろうと二〇〇個だろうと変わりません。一個一個片付ければ必ず終わるのだから、早く一個目に取り掛かれば良いだけです。先に二〇〇個を見る人は一個も片付けることができないけれど、先に一個を見る人は二〇〇個を片付けることができるのです

~放送作家 野呂エイシロウ氏より~

所長視点)
理屈でわかっていても、心が動かなければ物事がなかなか進みません。自分の心が軽く動けるように、環境を設定する、配慮できる人が物事を進めれる人ということになります。自分の心がどのようなときにワクワクして、どのようなときに重くなるのか…
自分で自分の機嫌をとれる人が自立した人になりたいものです

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