2020年4月3日金曜日

NO211 「雑念を消す」

自然に頭の中に浮かび上がる雑念をきれいさっぱり消し去ることは不可能なように思いますが、そんなことはありません。と言うか、むしろ簡単に消すことができます。
雑念のほとんどは「予定」「スケジュール」であり、「やるべきこと」「 to do」 なのです。ですから、それを「スケジュール帳」や「 to do リスト」に書き出します。できれば「デジタル」ではなく「紙」に書いて、目の前や机の横など、すぐに目に入るところに置いておくといいのです。「今日の予定」「次の予定」「午前中にするべき仕事」。するのが気になれば、1秒で見ることができます。「気になれば見ればいい」と思うと、不思議なことにそれ以上「雑念」が湧いてきません

~精神科医 樺沢紫苑氏より~

所長視点)
脳の働きの一つに、目標が達成されてない未完了課題については、記憶に強く残る。課題が達成されると忘れる、といった「ツァイガルニク効果」があります。 すなわち進行中の出来事は脳の記憶スペースを占領する、完了した出来事はきれいに消去されるといった具合です。沢山のことをいっぺんにたくさんしようとすると脳がフリーズする。一つずつするために、他のことはいったん「書いて忘れる」。これが習慣づいている人を「集中力のある人」といいます。そして集中してやる仕事の能率、質ともに高くなる。自分の成長に何を習慣化させるか、これが人生を左右します

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