2020年8月24日月曜日

NO316 「変化を楽しむ能力」

スポーツにとって大切なのは、結果と考えられています。しかし、結果を追い求めれば追い求めるほど、勝利という結果は逃げていってしまうという残念な法則があります。それではどうしたらよいのでしょうか? 一流の選手になればなるほど、ただ「勝ちたい」「優勝したい」などの激然とした結果だけを追い求めていくのではなく、勝利を手にするために必要な、それにふさわしい自らの 変化 をいつも求めているのです。従って変化を感じる能力、変化を楽しむ能力こそが、追い求める結果を手に入れるために必要となってくるということです。つまり変化の集大成が結果につながるということを、よく理解しなければなりません。
たとえ勝てなかったとしても「優勝できなかった」と嘆くのではなく、優勝するためにふさわしい変化をしたのかどうかという点について振り返ってみてください。結果は勝とうが負けようが過ぎ去り、消えていってしまいますが変化は残るのです。たとえ負けても、その試合でどう変化したのか、何を学んだのかということを大切にして戦ってください。シュートを外したという結果ではなく、そこに至るまでにすでにできている変化と、まだ変化しきれていない部分を見つめ直しましょう。そのような考え方を習慣にすることが大切です
~ 辻 秀一さんより ~

所長視点)
結果を出すことは、結果を出すにふさわしい心技体の変化=成長ができるかどうか、になります。結果に一喜一憂すると結果は逃げていく。結果ではなく、変化、成長を大切にすることで人間的な魅力が磨かれていくのです

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