2020年8月3日月曜日

NO296 「許す」

夫の裏切り行為に苦しみ抜いた一人の人が、その苦しみから立ち直った時にいった言葉が忘れられない。その言葉は
「傷つけた相手を許すことによって、自立が可能になりました」
許すということは易しいことではない。しかし、許すことによって、私たちは相手の支配から自由になり、自立をかち得るのだ。かけがいのない自分の時間を、他人の支配に任せていては、もったいない。時間の使い方は生命の使い方なのだから。

~ 渡辺和子さんより ~

誰かを許さないでいると、いつまでもそのことを繰り返し思い出します。時には怒りで震えそうになり、時には悲しみで泣きたくなる。しかし何度それを繰り返したところで、過去の状況は変わることはない。そして、貴重な時間が何度も使われ、気持ちもそのたびにすり減る。つまり、相手にずっと支配されていることになります。自分の時間を取り戻すため、つならないことに支配されないためにも「許す」ことはとても大事なことです


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