2020年8月11日火曜日

NO304 「思考の飽和点」

考えるだけで先に進まないことはよくある。思考の飽和点をとっくに過ぎていても、つい考えてしまう。どうしてだろう?それは、考える方が簡単だからだ。率先して行動を起こすより、考えているだけの方が気楽だ。実行に移すよりぼんやりと思いをめぐらしているほうが心地がいいのだ。
考えているだけなら失敗するリスクはゼロだが、行動すれば失敗のリスクは確実にゼロより高くなる。ただ考えたり、他人の行動にコメントしたりするだけの人が多いのはそのためだ。考えているだけの人は現実とかかわらない。そのため、挫折する心配は一切ない。一方、行動する人は挫折のリスクと無縁ではないが、その代わりに経験を積むことができる。
ピカソはこう言っている。「何を描きたいかは、描きはじめてみなければわからない」。同じことは、人生にも当てはまる。人生において自分が何を求めるているかを知るには、何かを始めてみるのが一番だ

~ ロルフ・ドメリ氏より ~

所長視点)
考えることは重要ですが「飽和点」があります。飽和点に達する前に行動する。これが成長するために秘訣です。成長の喜びこそが行動する勇気を与えてくれます。考えて滅びた人は多いですが、行動して滅びた人はいない…

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