2020年12月24日木曜日

NO431 「悲しい現実」

世の中の「悲劇」はすべて「否定する心」からはじまります。「そうじゃない、そうじゃない」と思う心、“非ず、非ず”と否定する“心”、これが“悲しい”という文字になっています。悲劇は、すべて否定する心からはじまるのです。
「好況よし、不況さらによし」という松下幸之助翁の言葉がある。また、「鳴かぬなら、それもまたよし、ホトトギス」とも言った。どんなに絶望的な状況にあっても、「それもまたよし」と肯定したとき、そこからパワーが生まれる。肯定からしか創造力も、エネルギーも生まれない。反対に、否定からはマイナスのエネルギーしか生まれない。ダメ、できない、無理、難しい、嫌い…。そして、「でも」「しかし」という否定語から入る。どんなときも、すべてを受け入れる人でありたい。

~ 西原宏夫さんより ~

所長視点)
すべての物事に特定の意味はついてないそうです。すべてが中立、ニュートラルです。そこに「否定する心」で、物事をみると「悲しい」「辛い」「難しい」という思いが湧いてきます。悲しい現実があるのではなく、現実を悲しいという意味をつけて見ている人がいるだけ。幸せになれるかどうかはすべて自分次第ということになります…

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