2020年12月3日木曜日

NO412 「頼まれる人」

私たちは「喜ばれる存在として生きる」ために生れてきました。「喜ばれる存在として生きる」ことは、自分が達成目標を掲げて、そこに駆け上がったり、人より抜きん出たりすることではありません。

「喜ばれる存在になる」=「頼まれやすい人」であること。

頼まれて、こき使われて、疲れ果てて死ぬ。これが人間の生き方です。心から楽しくて幸せなのは、友人たちからたくさんの頼まれごとをして、「しょうがないなぁ」と言いながら引き受けていくこと。頼まれごとが次から次へ来ている人は、それだけで人生が流れているということです。頼まれたことをやっていて、こき使われて、疲れ果てて死ぬ。それが人生のすべてであり、喜びです。私たちは「喜ばれる」ために生れてきた。「喜ばれる」とは、頼まれごとを引き受けていくことです

~ 小林正観さんより ~

所長視点)
頼まれない人は不機嫌な顔をしているそうです。頼んでも不機嫌なので、まわりもなるべく頼まないようにするので、そのうち頼まれなくなっていきます。また、いざというときに誰も頼る人がいなくなる。これはなかなか寂しいものです。いざというときに必要な人になることが幸せな人なのかもしれません

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