2020年12月8日火曜日

NO417 「マサカの時代」

これからはますます、あらゆる予測という予測が外れる時代に入ってきた。AIやITなどの急激な進化や、変革が及ぼす影響が読めないからだ。「マサカ」の時代。その中で、個人にできることは何なのか。一つ言えるのは、人は自分の死生観を持つべきだということだ。いま自分が生きていること、やがて確実に死ぬということに対して、自分なりの答えを用意しておかなければならない。その中で、一つ絶対に確実なことは、「人は生まれたら必ず死ぬ」という現実。これは、どんな金持ちだろうと有名人だろうと、この現実は免れることはできない。つまり、どんなことが起ころうと覚悟を決めるといこと。覚悟を決めるということは、生きている限り、己の人間力を磨き続け、少しでも善き人間となること。この一瞬一瞬を、一所懸命生き切りたい

~ 小説家 五木寛之さんより ~

所長視点)
これからの予定を立て準備することはもちろん大切ですが、それがそのとおりなるとは限りません。コロナ禍でまさかこんな状況になるとは思わなかった方を多いはず。コロナ以外でも予測不能な事柄はたくさんあります。そんななか、思い通りにいかない状況に一喜一憂するのではなく、一瞬一瞬を後悔のないように生きようとする姿勢が重要になってきました。



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