2020年12月13日日曜日

NO421 「絶対はおいしいものはない」

世の中に、絶対においしいものなんか、あるんだろうか?たぶん、ないだろうね。どんなにおいしいものでも、お腹いっぱいのときに食べたら、大しておいしいとは思わないだろうし、普段はさほどおいしいと思っていなくても、お腹が空いてどうしようもないときに食べたら、こんなにおいしいものがあったのかと感激するんじゃないかな。だから、絶対においしいものなんか、世の中にはない。ただし、ものをおいしく食べることはできる。
きっと一緒なんだろうね、人生ってやつも。絶対におもしろいことなんかない。同じことでも、状況によって、おもしろかったり、おもしろくなかったりする。だけど、どんな状況にあっても、ものごとをおもしろくすることはできるんじゃないかな。ボクはこれまで、どうしたらおもしろくなるか、そればっかり考えて生きてきた。
そんなボクだからこそいえることがあるとすれば、おもしろがった人のほうが、人生を面白く生きられるということだ。おもしろく生きることに、年齢は関係ない。いくつになろうが、おもしろく生きようと思えば、おもしろく生きられる。かえって長く生きてきた人、いろいろなことを経験してきた人のほうが、おもしろがるコツを知っているんじゃないかな。

~ 萩本欽一さんより ~

所長視点)
神社では神様に祈ることとともに、お祭りをする。神様は人間と一緒に喜んで騒いで歌って食べるのが好きなのかもしれません。そうであるなら、面白く生きている人とは気があうはず。そのほうが運がよくなるし、人もお金も寄ってくる。神様とともに喜べる人になりたいものです

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