運があれば大概のことはうまくいくが、運がないと相当努力しても大概のことはあえなく失敗に終わる。ところが運ばかりは100%確実につかむ方法がない。でも、運をつかみとる方法がないとしたら、せめて自分にやれることを地道にコツコツ努力するタイプもいる。その姿を見た人は「頑張っているあいつにチャンスをやろう」と思ってくれる。それが思わぬ運につながるのだ。
野球の選手でいえば、誰より遅くまでグラウンドで素振りを繰り返していたら、それを密かに見ていた2軍の監督は、1軍で想定外の故障をした選手が出たときなどに、その選手の1軍昇格を推薦しようとするだろう。運をつかみとるための日常的努力が野球選手にとっての素振りだとするならば、人生にとっての素振りは読書に他ならないのだ。読書を通じて教養を磨いて自分なりの哲学を養っておくと、年上の人が可愛がってくれる。するとプロ野球の2軍の監督に目をかけられた野球選手が思わぬ出場機会を得るように、人生においてもチャンスをつかめる日もやってくるだろう。
~ 経営コンサルタント 堀紘一さんより ~
所長視点)
仕事や結婚など人生の一大決心をするときや、判断材料がなく限られた情報だけで勝負するシーンにおける決断は読書を通じて長い時間かけて養ってきた教養がものを言うとのこと。読書を通じて強い足腰をつくり、ブレない人生を送ること=真の家庭づくりです
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