観相というものは、心掛けによって刻々と変化するいわば「活物」とされています。また昔から、易学者の敵は、「神仏祖先を敬っている者と、陰徳積善をする者」だともいわれています。つまり、いくら悪い相が出ていても、心から神仏を尊んでいる人と、常に徳を積んでいる人には「冥加」があって、見えない世界の力で未然に助けられるので、鑑定がはずれてしまうというのです。相は医学の発達もみない時代に研究された事例の積み重ねです。いわば、統計学なのです。しかし、それをさらに超える偉大な力が存在することにも気づかねばなりません。
~ 神主 岡本彰夫さんより ~
所長視点)
いまの時代は神仏や祖先を敬うと言ってもがすんなり通じない時代になりました。家に、仏壇や神棚がない家も多く、お墓参りなどの神社参拝の習慣がないからも理由の一つとされています。そして徳を積むと陰徳どころか、SNSで発信しまくる。易学泣かせの生き方もなかなかよいかもしれません
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