2020年10月4日日曜日

NO354 「できる?できない?」

チャレンジする内容に対して「できる・できない」で判断すると、たいてい失敗への恐れが生じます。失敗は今の安定を脅かすものですからね。「私にできそうかな、どうかな」という基準で探ろうとします。そして、「失敗しない」という保証をまわりからもらわない限り、なかなか前に進めません。いろいろと言い訳をつくって、なかなか変化しようとしないのです。
そのとき、自分が「やりたいか」「やりたくないか」は二の次になっています。その意味で、「できる・できない」の場合、まわりの意見などに左右される外的基準の思考回路に陥りがちなのです。
一方、変化を恐れずに前に進んでいける人は、「できる・できない」というニュアンスの言葉をほとんど使いません。というより、使わなくなっていきます。いろいろな言い訳をせずに、自分が「やりたいから、やる」、「やりたくないから、やらない」という判断基準で、次々と行動していきます。

~トランスフォーメショナルコーチ 梯谷幸司さんより ~

所長視点)
生命体はホメオスタシスという「現状を維持したい」という機能をもっています。生命維持のためです。そのため変化に対して慎重になるようです。成長するには変化が絶対不可欠。変化を促す思考として「できる・できない」より「やる・やらない」思考が必要になってきます。「できる・できない」が口癖の方は注意が必要?

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