道元禅師は、「言葉の力」をとても大切にしていました。「正法眼蔵」には、「面と向かって愛語を聞くと、喜びが顔にあらわれ、心は楽しくなる。面と向かわず、人づてに愛語を聞くと、肝に銘じ魂に深く刻み込まれるような思いをする」とあります。愛語とは「相手を引き寄せる智慧」の中の一つで、「赤ちゃんを思う母親のように、慈しみを持って言葉をかけなさい」という教えですが、もうひとつ興味深いことに、その使用方法までが具体的に示していて、それが
「その場にいない人を褒める」
「その人がいないときに、その人の魅力をどんどん話す」
「本人のいないところで、人を褒める」
「その場にいない人を褒める」
「その人がいないときに、その人の魅力をどんどん話す」
「本人のいないところで、人を褒める」
なのです。
~ 福厳寺住職 大愚元勝さんより ~
所長視点)
言葉は言霊であり、波動をもっています。語った内容が本人の耳に届かなくても、波動として伝わっていきます。真の愛とは「赤ちゃんを思う母親の情」になります。真の愛で愛語の実践をしたら、幸せな出来事がたくさん起こりそうですね
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