身軽な自分をキープするには? そう聞かれたら、とにかく「捨てること」と答えます。捨てる、捨てる、惜しげもなく、捨てる。物理的にモノを捨てるのを習慣にしていたら、心も身軽になってきた。そんな感覚があります。例えば、読んだ本をコレクションのように本棚に並べるのが好きな人がいますが、僕はまったくの逆。本は読んたら捨てる(古本屋に売る)どんなに感動した本でも、とっておくことはしません。 どんなに感動した本でも、とっておくことはしません。しかしながら、良い本はしばらく経つとまた読みたくなる。そんなときは、また新品を買うのです。だったらとっておけばいいじゃないか。そう思うかもしれませんが、一回目に読んだときの自分と二回目に読みたくなった自分はまったくの別人です。ゼロに立ち返って新鮮な気持ちで、フレッシュな学びに出会いたい。そんな態度で、清潔なページをめくる瞬間が心地いいのです。
~ 寺田倉庫CEO 中野善壽さんより ~
所長視点)
中野さんは生きる為に必要な分を除き、稼ぎは全額寄付する生活を50年近くしているそうです。ミニマムな生活は、すべて心の感じ方を中心に判断していくなかで培われてきたようです。明日のこと過去のことに思い煩わず、いまの心が心地良いことを選んでいく。なかなか勇気がいりますが魅力的な生き方です
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