2020年10月14日水曜日

NO364 「気づきのアンテナ」

恩師の先生から「大きなことはなかなかできないな。でも、小さなことは完璧やろう!」こう言葉をかけられたことがあります。小さな誤差に気づく。そして、対応策を発見し行動する。そのなかで新たな気づきのアンテナをつくっていく。清掃、整理整頓を徹底するのも、見える眼を養うためです。
「漫然と見てたらダメだよ」その言葉の真の意味、深さが、いまようやく理解できます。「見えているが、観えていない」ことがたくさんあります。
そしていま若者に、繰り返し言葉をかけている自分がいます。それは、もとろん私自身への戒めでもあります。相応の年になって、感受性と受容力が衰退してしまうのは、とてもみっともないことだと思うのです。

~ 佐藤芳直さんより ~

所長視点)
責任感とは「任せられた小さな仕事でも、自らを疑い、小さな誤差を見逃さない姿勢」から育まれます。気づいている小さなミスに対して、けっして曖昧にしない、その積み重ねが気づきのアンテナにつながっていくでしょう。そんな素養を身につけた人間は、仕事のうえだけでなく、人として素敵になっていきます。

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