2020年10月19日月曜日

NO369 「失敗の回数」

大リーグチーム、カージナルスのマーク・マグワイア選手が1998年に70本のホームランを打ったのは圧巻だった。彼はそれだけエキサイティングな選手なのだ。しかし、同じ年にマグワイアが155回も三振しているという事実を、あなたは知っているだろうか。彼はそれまでの選手生活で457本のホームランを打っているが、1259回も三振している。つまり、彼の場合、三振の数はホームランのほぼ3倍に相当するというわけだ。
史上最高のバスケットボール選手といわれるマイケル・ジョーダンの生涯得点率は5割、言い換えれば、彼がプロとして放ったシュートの半分は、「失敗」に終わったことになるのだ。
エルバート・ハバードは「人間が犯しうる最大の過ちは、過ちを犯すのを恐れることだ」と。あなたに必要なのは、もっと多くの打席に立つこと、もっと多くのオーディションを受けること、もっと多くの見込み客を訪問することなのだ。失敗する回数が増えれば増えるほど、失敗がそんなに怖くなくなってくる。失敗への耐性や抵抗力がついてくるからだ。失敗を恐れる人は、他人の評価を気にする。失敗するとカッコ悪いとか、みっともないと考えてチャレンジができない。かくして、チャレンジしないかわりに、失敗も少なくなる。成功するためには失敗の回数を増やすこと。

~ 自己啓発作家  ジェフ・ケラー氏より ~

所長視点)
アメリカの作家が「人間が犯しうる最大の過ちは、過ちを犯すのを恐れること」といってました。恥ずかしい、恐れを克服することが何をするのでも必要であり、成長への近道なのかもしれません。

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