2020年9月27日日曜日

NO349 「上機嫌」

「情けは人のためならず」とは人に親切にすれば(情けをかければ)、相手のためになるだけでなく、やがては自分によいことがかえってくるということ。上機嫌も同じで、自分が上機嫌でいれば、それはやがて、上機嫌がかえってくるということ。周囲が不機嫌なときは、日本の神話「天の岩戸」を思い出すといいと言う。
天の岩戸とは、言うまでもなく、アマテラス大御神が弟スサノオノミコトの乱暴な言動にほとほと耐えかねて、岩戸の中にこもってしまったという話。アマテラス大御神は、太陽の神様なので、世の中は真っ暗になってしまった。そこで他の神々が相談して出した結論が、岩戸の前で宴会をするということ。みんなで岩戸の前で、酒を飲み、歌って踊って、大笑いをした。すると、アマテラス大御神は、私がこもっているのに、「何でみんなでそんなに楽しそうにしているの」と気になって、岩戸を少し開けたときに、力持ちの神様がその岩戸を目一杯開いたという物語だ。
つまり、こうした笑いや、踊り、歌などで、場を楽しくして、不機嫌な人を上機嫌にするということ。だから、上機嫌こそが問題を解決する、という教えとのこと。

~ 斉藤 孝さんより ~

所長視点)
家族のなかでお母さんが不機嫌で引きこもってしまうと家全体が暗くなってしまいます。真の家庭つくりはお母さんがポイント。お父さんはお母さんがいつでも上機嫌でいれるように場を楽しくしてあげましょう

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