2020年9月7日月曜日

NO331 「借りている器」

宇宙に細胞が一個偶然に生まれる確率というのは、『毎回宝くじを買って一億円が百万回連続に当たり続ける』ぐらいのとんでもない希少さだそうです。 そういう希少な細胞が37兆個も集まり、調和しているのが私たちの生命なのです。これは紛れもない事実であり、毎日息をして生きているというだけでとてつもないすごい奇跡なことなんだと感動心がこみあげてきませんか? 
この事実を、もっと親が感動をもって子どもに伝えることができたなら、いじめや登校拒否、自殺やリストカット等々の悲しい現実が少しでも減るのではないかと思っています。
自分の身体、自分の命は自分のもの、と私たちは当然のように思いがちです。でも、すべては天地から借りているもの。「借りている器」なのだから、粗末にせず、きちんと磨いてその価値を十分に発揮させ、時期がきたらお返しをする…そう解釈できたなら、きっともっと毎日を大切に過ごせることができるのではないかな、と思います。 

~筑波大名誉教授 村上和雄さんより ~

所長視点)
さらに1つ1つの細胞のなかに『1粒の米を60億に分けたほどの極小スペースに、1ページ1000文字で1000ページ大百科事典3200冊分が入っている』そうです。この奇跡に感謝して、「借りているカラダ(器)」という意識で、毎日しっかり磨いて名器づくりにいそしむことが大事なのではないかな、と思います。

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