2020年9月8日火曜日

NO332 「ファーストペンギン」

ベンチャービジネスの世界には“ファーストペンギン”という言葉がある。リスクのある新分野にチャレンジして、大きな利益を得る人のことだ。南極に住むペンギンは、群れで暮らす。彼らの餌は、海中の魚類だ。獲るには海に潜る必要があるが、アザラシやシャチといった大型の天敵と遭遇するかもしれない。だから、ペンギンの群れはなかなか海に飛び込もうとしない。海を見つめて、様子を窺っているペンギンたち…やがてついてに、1羽のペンギンが勇気を出し、海へ飛び込む。群れはそのペンギンの無事を確認するやいなや、次々に海に飛び込んでいく。最初の1羽は、襲われるかもしれないリスクを引き受けて海へ飛び込んだ。だから、群れの仲間たちに邪魔されることなく、豊富なエサ、つまり先行者利益を腹いっぱい食べることができる。この最初の1羽になぞらえた存在が、ファーストペンギンだ。

~ 堀江貴文さんより ~

所長視点)
「自己肯定感の強い人は、失敗を多くした人」という話がある。基本的には、「成功体験」が自己肯定感をつくりますが、それにはそれと同じくらい「失敗体験」も必要。成功している人は、失敗を恐れず、回数多くチャレンジをしている人。その人の人生には「失敗を受け止めてくれる人。褒めてくれる人」の存在が必ずいるそうです

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