2020年7月30日木曜日

NO292 「浮かぶとき、沈むとき」

ある人が、水泳教室に行ったときのこと。
最初に、鼻をつまんで潜る練習を何回かやった後、「では、浮いてみましょう」ということになりました。体を水面に横たえて「浮く」努力をしましたが、浮こうとして(「沈みたくない」と思って)力を入れたら、ブクブクと沈んでしまいました。「先生、どうしても浮くことができません」と言うと、その先生は「そうですか。では今度は沈んでみてください」と言いました。
怪訝に思いながらも、鼻をつまみながら「沈んでみよう」と思ったところ、今度は沈むことができません。「もう、体を沈めてもかまわない」と思った瞬間、余分な力が抜けて、体が自然に「浮いてしまった」のです。つまり「浮きたい」と思って力が入っているときは浮かなくて、「沈んでしまってもかまわない」と全身の力を抜いているときは、逆に沈むことができなくて浮いてしまった、ということのようです。
この事実は、大変面白いことを意味しています

~ 小林正観さんより ~

所長視点)
願えば願うほど、心の正対作用によって反対の思いが深く刷り込まれていきます。「成功したい!」と願えば「どうせいままでも成功できてない=失敗している自分」という思いが心に固まっていくそうです。ではどうすればいいか?「一生懸命を楽しむ」これが願いが叶う最高の生き方だそうです。是非、お試しください

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