2020年7月12日日曜日

NO276 「降ったら濡れる。酔ったら吐く」

「降ったら濡れる。酔ったら吐く」。これが私の座右の銘です。「雨が降ったら濡れればいい。車に酔ったら吐けばいい」というだけの話です。人間というものはどういうわけか、雨が降るか降らないかを心配します。曇り空を見上げて、傘を持って行こうかどうしようかと迷います。しかしちょっと考えてみてください。雨が降る、といっても単に天から水が降ってくるだけのこと。雨が降ったら濡れればいいでしょう。雨に濡れたからといって怪我をするわけではありません。雨に濡れてからだが冷えたら、帰ってきてから風呂に入って温まればいいのです。車に酔うのを心配する人がいます。しかし酔ったなら、ちょっと外に出て吐いてしまえば1、2分苦しむだけであとは楽になります。
私は「降ったら濡れる。たら濡れる。酔ったら吐く」をすべてにおいて適用しています。ですから今は、何をやっても、何が起こっても、心の底から楽な気持ちでめることができます。

~ 工学博士 武田邦彦さんより ~


所長視点)
状況が自分の思い通りにならないたびに心が持っていかれて「最悪…」「ひどい…」「なんで…」というのもありですが、避けられないものであるなら、すべてを受け入れて次を考える…これが心の定まった人の生き方です。過去に未来に心が振り回されると、大切な「今」を楽しめなくなります

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