実験者のミューラーとデュエックは、それについてこんな見解を示している。
◎「頭がいい」と褒められた子どもは、自分は頑張らなくてもよくできるはずだと思うようになり、必要な努力をしようとしなくなる。
◎「ほんとうの自分は『頭がいい』わけではないが、周囲には『頭がいい』と思わせなければならない」と思い込む。
◎「頭がいい」という評価から得られるメリットを維持するため、ウソをつくことに抵抗がなくなる。
~ 中野信子さんより ~
所長視点)
頭がいいとかエリートだと言われて育ってきた人たちは、ある場面で平気でウソをつくことがある。自分の価値を下げないため、あるいは自分を守るための行動だ。しかし、ウソはいつかバレ、秘密は露見する。
教育は「頭がいい」と褒めるのではなく「努力や時間の使い方、工夫を褒める」
難しい問題にチャレンジし、面白がる姿を親がみせたいものです
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