2020年7月10日金曜日

NO273 「人生のすべては自分の心が映し出す」

これまで歩んできた八十余年の人生を振り返るとき、そして半世紀を超える経営者としての歩みを思い返すとき、いま多くの人たちに伝え、残していきたいのは、おおむね一つのことしかありません。それは、「心がすべてを決めている」ということです。人生で起こってくるあらゆる出来事は、自らの心が引き寄せたものです。それらはまるで映写機がスクリーンに映像を映し出すように、心が描いたものを忠実に再現しています。それは、この世を動かしている絶対法則であり、あらゆることに例外なく働く真理なのです。したがって、心に何を描くのか。どんな思いをもち、どんな姿勢で生きるのか。それこそが、人生を決めるもっとも大切なファクターとなる。これは机上の精神論でもなければ、単なる人生訓でもありません。心が現実をつくり、動かしていくのです。

~ 稲盛和夫さん「心」より ~


所長視点)
宗教者でも心理学者でもない、経営者として利益、会社運営に携わってきた方の言葉ゆえに説得力があります。心の状態がすべてをきめる。自分の心を磨いていくのが私達の人生の本質になりますね

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