2020年6月18日木曜日

NO253 「お互いさま」

「自力」の落とし穴とは「自分の力で、この人生を切り拓いたのだ」という意識のことである。ではなぜそれが落とし穴なのか。なぜなら「自力」の意識の過剰は、無意識の世界に「ネガティブな想念」を生むからである。すなわち「自力」の意識が強いと、たとえ何かに成功しても「自分が自力で成し遂げた」という意識の裏に、必ず「次はうまくいくだろうか」「自分の力もここまでではないか」といった不安や恐怖心が芽生えるからである。
これに対して、何かに成功したり、何かを成し遂げても、それが「天の配剤」や「大いなる何かの導き」によっによるものであるとの謙虚な感謝の想念を持つならば、その想念は無意識の世界に「天が導いてくれている」や「大いなる何かが導いてくれている」という深い安心感を生み出すのである

~ 田坂広志氏 ~


所長視点)
日本人は何かを成し遂げたときに「お陰さまで」、お礼を言われたとき「お互いさまです」という。この言葉は単なる礼儀にとどまらず、「多くの人や神様に支えられている」といった感謝の思いが込められています。この言葉が私達の無意識に与える影響は大きいそうです。「お互いさま」は英語で訳しづらくアメリカでは「OTAGAISAMA」と言われているとか…


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