2020年6月15日月曜日

NO251 「無敵」

「負けるが勝ち」。よくこう言いますよね。僕もそう信じています。でも、なんで負けるほうが勝ちなんだと思いますか?僕なりの理由はこう。
“負けたほうが運がたまるから”
誰も必ず人と意見が衝突することがあるけれど、そういうとき「自分のほうが正しい」とか「議論に勝ちたい」って、つい思っちゃいますよね。でも、そう思ったら負け。勝とうとすると自分の運が減っていくんです。だから言い合いになったときは、自分が正しくないかということより、運を減らさないことを大事に考えたほうがいいの。相手が「てめえ、ばか野郎!」と言ってきたら、「あ~あ、あの人、自分の運を減らしちゃったよ、その分をこっちがもらっちゃおうかな」と心の中で考えるの。
具体的な方法はどうすればいいかというと、謝っちゃうんです。「そうか、悪かったね」とか、「ごめん、君の言う通りだよ」って言えばいい。もう一つ大事なのは、自分が一歩引くことによって、相手に嫌われるのを避けられるっていうこと。人に嫌われないっていうことは、すごく運になるの。人生って結局、運をどれだけためられるかっていう勝負なんです。だから、そのほかの勝負で勝とうなんて思わなくていいの。だからバ~ンと言われても、ぐっとこらえて言い返さない。負けるが勝ち。

~ 萩本欽一氏より ~

所長視点)
議論になったとき、多くの人は、自分が正しいことを証明したがる。逆に言えばそれは、「あなたは間違っている」と言い立てること。それは、自分を認めて欲しいという思いの表れでもある。ではどうしたらいいか?間違っている相手を丸ごと受け入れること。それが出来る人は無敵です。敵がいない。これを真の愛ともいいます

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