2020年6月6日土曜日

NO243 「面白い」

「神様は、どういう人が好きだと思いますか?」
ある有名な神社の神官さんの講演で、そんな問いが投げかけられました。神様は、どういう人が好きなんだろう?…あれこれ考えていると、その神官さんは言いました。
「神様は、面白い人が好きなんです」
意外な言葉に驚きました。なぜ神様は、面白い人が好きなのか。それは、「古事記」の岩戸隠れの神話に答えがあります。スサノオという神様がやんちゃをしたせいで、太陽の神様であるアマテラスが岩のほら穴に引きこもってしまい、この世界が闇に覆われてしまったという「岩戸隠れの神話」。すねてしまったアマテラスは、何をやってもほら穴から出てきてくれません。困った神様たちは、なんと岩戸の前で楽しく踊り、お祭りをし始めた。すると、その楽しそうな笑い声につられて、絶対に出てこなかったアマテラスが岩戸から顔を出したのです。その瞬間、みなの顔(面)がいっせいに光で白くなりました。それが「面白い」の語源に。
さらにそのとき、神々は手(た)を伸ばして(のし)、喜びを表現しました。それが「たのしい」の語源になった。光が閉ざされ世界が闇夜(やみよ)になったときに、日本人は、踊り、楽しむなかで、光を取り戻しました。だから、神様は面白い人が好き。そう神様は、楽しんでいるあなたを見るのが好きなんです。親が子を想う気持ちと一緒。どんな状況であろうと、僕らのたったひとつの義務は、面白がることです。

~『3秒でハッピーになる超名言』より ~


所長視点)
小林正観さんいわく「神様は、面白がる人には、どんどん面白いこと、楽しがる人には、どんどん楽しいことが、感謝する人には、感謝したくなるような現象を、愚痴をいう人には、愚痴をいいたくなるような現象を、次々に降らせるみたいだ」そうですよ

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