2020年6月3日水曜日

NO241 「コンパス」

僕の兄は結婚していて、子供が二人います。兄は、しばしば仕事を午前中に終えて、午後の早い時間に家に帰り、子供をお風呂に入れたり、一緒にゲームや公園で遊んでたりしています。「価値観」という観点で、兄ほど軸が定まってる人を、他に見たことがありません。僕は兄のことを尊敬している理由は「決めているから」です。他のどんな事柄よりも、家族に時間を使うこと家族を大事にすることに「決めている」。それは僕が物心ついて兄と毎日公園で遊んでいたのような頃、(25年前、兄が10才のとき)あるいはそのずっと前から既に決めていたのだと思います。恐ろしいほどの一貫性を持って「家族がすべてに勝る」という姿勢を貫いている。周囲にも、あれだけ幸せそうな人は本当に見たことがない、と言えるくらいに幸せな家庭を築いてる兄ですが、それは「何を大切にするかを決めている」ということからきているような気がしてならないのです

~SHOWROOM社長 前田裕二氏より~


所長視点)
決めるというのは簡単なようで難しい。決めることは、同時に何かを捨てることです。何かを定めようと思ったら他の何かを犠牲にしないといけないということです。それが人生のコンパスになっていきます。コンパスを持つことでブレなくなる。ブレても修正できる。共通のコンパスをもっている家族は強い

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