2020年6月30日火曜日

NO265 「比較」

私たちは何と多くの時間を自分と他人を比較することに
費やしていることでしょう。
美しい花は魚になりたいとは思いませんし
優雅に泳ぐ魚はトラになりたいと思わないでしょう。
あらゆる生き物には独自の個性があって
すべてを宇宙にまかせて生きています。
私たちも生きていくのに十分すぎるものが
与えられているのです。

~ 詩人 Mark Nepo より ~


所長視点)
自分の価値に気づくこと。それが為に生きることにつながります

2020年6月29日月曜日

NO264 「しなくちゃ」

「どんどん疲れが溜まっていってしまい、朝から、やる気がおきないのです。」
カウンセリングをしていると、こう、おっしゃる方は結構いらっしゃいます。家事や、お仕事を本当に頑張っているのに、朝から疲れてしまっては、大変です。そんな方には
”真面目で頑張りやさん” ”優しくて、自分のことよりも人のことを優先する。”
こういった特徴があります。
”とても責任感が強くいい加減なことが出来ない。”
ある意味、責任感や義務感が強すぎると、いってもいいかもしれませんね?このような方が、よく使う言葉があります。それは、、

「○○しなくちゃ」
という言葉です。大好きな趣味をはじめる時に、「○○しなくちゃ」とは、言わないと思うんです。「○○しなくちゃ」と言葉にした瞬間に心に
”義務感”や”責任感”が強まり、”楽しむ”という感覚が失われていってしまうんですね。言葉は現実を作ります。もう少し、自分に優しい言葉を使うように心がけてみませんか?
「この仕事をやらなくちゃ」ではなく、「この仕事をやってあげよう」とか、
「掃除しなくちゃ」ではなく、「掃除をしてあげよう」など。
すると、脳に前向きなメッセージが、届いて明るい気持ちになり、よい現実を作り出していく。「○○しなくちゃ」を「○○してあげよう」に、してみると、少しラクになるかもしれませんね。自分にも、優しくしてあげるために、こんな一言を心がけてみませんか?

~カウンセラー 鈴木義一氏より~


所長視点)
私の言葉を一番聞いているのは自分。なにげない自分の言葉は、潜在意識にとても影響するそうです。心の栄養は自分の言葉で与えていきましょう

2020年6月28日日曜日

NO263 「臨死体験」

ワンマン社長として辣腕を振るってきた60才の社長が、ある日突然心臓麻痺で死んでしまいました。肉体から抜けた彼の「魂」は、トンネルと林を通り、お花畑に差し掛かりました。空は青く、寒くも暑くもなく、とても心地よいところです。すると、天から声が聞こえてきたそうです。

「川べりまで行ったら『人生のまとめ』について尋ねる。川べりに着くまでに、自分がどんな人生を歩んできたのかを、まとめておきなさい」

その社長は、人の20倍も30倍も努力をして、頑張って、怠けることも、休むこともなく、ただただ働き続けました。会社は大きくなり、従業員は1000人。商工会の役員も務め、地位と名誉を手に入れたのです。自分が成し遂げた実績に自信をもっていた社長は、「努力し、頑張り続けた自分は、きっと神様に褒めていただける」と胸を張り、意気揚々と川べりまで歩いていきました。川べりにたどり着いたとき、再び、あの声が聞こえてきました。

「それでは『人生のまとめ』について聞く。人生をどれほど楽しんできたか?」
社長は絶句し、答えられませんでした。「人生を楽しんだ」と思った瞬間が、一瞬たりともなかったからです。社長は、「人生は努力をするもの、頑張るものだ」と疑わず、ひたすら厳しく生きてきました。従業員を叱咤し、家族にも厳しく接してきました。そんな彼に「人生を楽しむ」という概念は、まったくなかったのです。
言葉を失った社長に、「天の声」は言いました。
「あなたは人生を勘違いして生きてきました。もう一度やり直しなさい」
「えっ」と思った瞬間、社長は息を吹き返しました。生き返ったのです。彼は今も生きています

~ 小林正観氏より ~


所長視点)
「楽しむ」人生を送ろうとしたとしても今抱えている事情が変わるわけではありません。事情が変わらなければ「楽」にはなりませんが、その中で「楽しむ」にはどうしたらいいか、人はいろいろアドバイスをしてくれることもありますが、「楽しい」と感じるのは人それぞれ。どんな事情を抱えたとしても、楽しむことのできる自分になるのが人生の目指すところなのかもしれません

2020年6月27日土曜日

NO262 「用意した表情」

私たちは、 毎日鏡をのぞき込んで、幼少の頃からずっと自分の顔を見ています。しかしながらそれは常に鏡に映ることを意識した顔、つまり準備した表情であって、普段の自分の表情ではありません。1万回鏡をのぞき込んだとして、ほぼ1万回とも準備した顔を見ているだけなのです。ぼーっとしていたり、苛立っていたり、鬱々とした表情のまま鏡の前に立つということはまずありません。
自分の表情や行動が自分で認知できない死角であり、気づくことすらないといった状況である以上、コミュニケーション上の混乱や人間関係の悪化をもたらしている可能性はかなりあるということです。生まれてこのかた、鏡の中に写った「用意した表情」しか見たことがないことで、いつのまにか自分自身が抱いているセルフイメージ(つもりの自分)とはたから見える印象(はた目の自分)はずっとかけ離れたままになってしまっているのです

~日本紛争予防センター理事 中土井僚氏より~


所長視点)
表情といった、非言語の領域(言葉以外)がコミュニケーションに与える影響が大きいことは感覚的にわかっていたり、知識として知っていたりしても、自分の非言語の領域である自分自身の顔の表情など、自らが把握できてないことは意外に知られていません。もしかしたら、相手が機嫌が悪いのは、私の顔が自分の想像以上に不機嫌そうな顔をみたからかもしれません。

NO261 「失敗することは不可能」

なんにもないときは「ついてる」こまっときは「ありがとう」いいことあったら「かんしゃします」これでしあわせになれます。
成功する人は「感謝の多い人」です。良いことがあったときはもちろん感謝するし、何もないときは「何もなくて良かった」と感謝する。さらには、悪いことや人にだまされるようなことがあっても「あの人のおかげで勉強になった」と、感謝するものです。そういう人は100パーセント成功します。失敗することは不可能です。
100%成功しない方法は
いつも、不平不満や、グチ、泣き言、文句、悪口を言うこと。
困ったことやイヤなことがあると、常に人のせいにして、自分は悪くないと言い、自分の利益になることばかり考えること。いつも、不機嫌な顔をして、笑ったら損だ、というくらい笑顔を見せないこと。そして、本を読まないし、勉強しないこと。

~ 斎藤一人さんより ~


所長視点)
笑顔と本を読めば、幸せになれるそうです。意外と簡単。意外と難しい?
ボタン)



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2020年6月24日水曜日

NO260 「型破りな人」

いま新型コロナウイルスの感染拡大の危機を経て、さらに強いリーダーシップが求められる。そのためには、これまで常識とされてきた殻を打ち破り、新しいやり方を生み出す必要がある。そのためにも、たくさんの経験を積んでおく必要があります。これまでのやり方にとらわれないためには、既存のやり方を知り尽くしておかなければならないのです。
たとえば、歌舞伎に新たな演出を取り入れたり、海外で上演したりするなどチャレンジをしてきた歌舞伎役者の中村勘三郎さんはインタビューでこんなことをおっしゃっていました。
これまでの「型」を熟知し、きちんと習得した人が、従来の型にとらわれない新機軸を打ち出して新しいことに挑戦する。これが「型破り」だと。一方で、型をきちんと習得せず、何も知らずにやるのは、「型無し」あるいは「破れかぶれ」です。
破れかぶれではダメ、型破りでなければなりません。

~早稲田大学教授 内田和成氏より~


所長視点)
既成概念にとらわれない人が次の世界を創る、といいますが、「型破り」の意味を考えると、いまの現状に甘んじることなく、いまの現状に真剣に向き合う、そういう姿勢から次の時代に必要なものが産まれるのかもしれません

2020年6月23日火曜日

NO259 「人のものは捨てない」

断捨離をするにあたって、最も大きな悩みというのは、家族や同居人のモノをどうするか、ということ。私が一生懸命断捨離しているのに、家族は協力的ではない。家族は溜め込むばかりだ、という思いに苛まれることが多いと思います。繰り返しますが、私たちは誰もが、ごきげんに、幸せに生きるたいと願っています。その目的を忘れないためにやることは、家族のモノがいくら邪魔に感じられたとしても、自分の一存で捨てたりしてはいけないということ。これは鉄則です。だって、考えてみたら自分がされたら一番辛いこと。たとえ本人も「捨てなくちゃ」と、思っていたとしても、それを他者から強要される、あるいは勝手にされたということは、"自分自身の選択決断の領域を侵された"ということになります。人生の選択・決断は、すべてその人それぞれ、その人自身のもの。それに対して侵略行為をするということは、決してあってはならないことです。確かに、私たちは、自分のモノはさておき人のモノのほうが邪魔だったり憎たらしかったりするものです。必要以上に目障りに感じるので、ついつい家族モノに手を出したくなります。「それを捨ててくれるとうれしいな」という希望をもつのは自由ですが、「捨てなさい」あるいは「勝手に捨てる」。これは絶対にNG。関係性を損ないます。

~クラターコンサルタント やましたひでこ より~


所長視点)
人のものは捨てない、としても気になるのは確か。ではどうしたらいいか?自分の断捨離のギアをあげることです。同じするにしても「気持ち」のギアをあげる。楽しく、感謝して掃除する。断捨離する。捨てるものがなくなったら一つ一つを磨く。それが願われています

2020年6月22日月曜日

NO258 「エアコンの温度」

コミュニケーションの問題が起こる大きな原因の一つは、当事者それぞれが同じ出来事に対して異なった解釈をしているということである。それぞれの個性や今までの経験によって、そう見るように条件づけされているのである。そしてなぜ違う見方をするのかという理由を考えずにコミュニケーションし続ければ、その結果、お互いを裁き始めることになる。
部屋の温度といった小さな事柄一つをとってみても同じである。温度設定は23℃になっている。ある人はそれを「暑い」と言い、別の人は「寒い」と言う。どちらが正しいのだろうか。どちらも正しいのである。論理的に考えれば、二人の意見がぶつかればどちらか片方が正しくて、もう片方が間違っているということになるだろう。しかしこれは論理ではなく、心理なのである。お互いの観点から見ると双方が正しいということになるのだ。
自分の経験というレンズを通して周りの世界を見る時、世界をあるがままに見ているという気持ちになる。しかし、そうではないのだ。私たちのあるがまま、私に条件づけされたままにそれを見ているにすぎないのである。

~ スティーブン・コビィー氏より ~


所長視点)
夫婦関係のトラブルは大体、双方がいっていることは正論がほとんど。自分の過去の体験から一歩さがって、自分の掛けているメガネを外し、ほかの人の目を通して世界を見る能力を身に付けることが、本当に素晴らしい人間関係を作り上げ、周りの人に良い影響を与える秘訣です

2020年6月21日日曜日

NO257 「美しい意識状態」

「美しい心」とは、心の底から生まれる「美しい意識状態」のことを言います。美しい意識状態をより具体的に表現すると「心に何の曇りもないスッキリとクリアな感覚」で、この状態では

・感覚が研ぎ澄まされ、人の心の機微や変化に気づくことができる
・思考がクリアになり、物事の判断が早くなる
・問題を解決するための画期的なアイディアが自然と出てくる
・人を批判することなく受け入れることができる
・心の底から幸福感や満足感が湧き上がってくる
・虚勢を張ることなく、素直な自分でいられる
・自然と感謝の心が生まれてくる

といった特徴があります

~トランスフォーマー Nami Barden より ~


所長視点)
自分の心が整っている状態=美しい心 です。自分の心が整っていると思っていましたが、まだまだ整う余地が残っているようです。本来の人間の状態を知らないまま、「こんなもんか…」としていまうのはもったいないですね


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2020年6月20日土曜日

NO256 「面白い現象」

「ありがとう」は、人のために言うのではなくて、自分のために言うものです。だから言わないと損です。誰かが何かしてくれたら、何かありがたいことがあったら「ありがとう」と言うのは、まだまだ初心者です。誰も何もしてくれないときに、宇宙に向かって「ありがとう、ありがとう」と言ってると、面白い「現象」が起きます。自分が「こうなったらいいな(ならなくってもいいけど)」と思っていたことが実現する場合があるのです。
ただし、執着していると駄目です。「こうならなきゃ嫌だ」と思っている場合は「現象」は起きません。「執着」してると、宇宙とつながりません。何か楽しいことが起きたら「ありがとう」ではなく、何事もなく、ただ無事に生かされていることにお礼を言うこと。何も起きてないこの瞬間が、実は神さまからの最高の「プレゼント」です。

~ 小林正観氏より ~


所長視点)
自分に執着がなければ、すべてがありがたい人生になるようです。生かされていることに「ありがとう」という感性を育むことが幸せになる道です

2020年6月19日金曜日

NO255 「心の授業」

私たちは「心の授業」で何を学んだかと言うと、「心を苦悩の状態から美しい状態に戻す方法」です。例えば、失敗を恐れたり、落ち込んだり、イライラを人にぶつけたくなったり、自分より成功してる人を見ると羨ましく思ったり、自信をなくしたり…そのようなネガティブな感情や自信の喪失、悩みは、なぜ起きるのか。心の授業では、それらは「すべて自分の問題である」と教えてくれます。相手がどうこう、環境がどうこうなのではない。心に起こるすべてのことは自分の問題である。他人をどうするかではなく、自分の在り方に目を向けることで問題を解決していくことができるのだということを、時間をかけて学んでいくのです。
人への苛立ちなど、どう考えても相手を変えるしかない、というような状況でさえも、心の中に意識を向け、奥底に潜む苦悩の正体を見つめていくと、本質的なところは他人の問題ではないということがわかります。そして、その正体を特定することで、それまで悩んできたのが何だったのだろうと思うくらい思考がクリアになり、憑きものが落ちたように心がきれいに晴れる瞬間が訪れるのです

~ 河合克仁氏より ~


所長視点)
世界中の億万長者がたどりつくといわれる「心の授業」はインドのチェンナイという都市のワンワールドアカデミーという学校で行われています。「ぷち・心の授業」をMCでもしてます。関心のある方は連絡くださいー(ZOOMでも可です)

2020年6月18日木曜日

NO254 「可塑性(かそせい)」

脳はあなたが勉強を始めるのを待っています。
脳はやる気に満ちているだけでなく、成長できる準備がいつでも整っている器官でもあるのです。脳を細胞単位で見てみましょう。脳内は、「ニューロン」という特別な細胞がつながって、信号を交換し合っています。しかし、このつながりは固定されたものではありません。
私たちが学んで脳に取り入れた情報(勉強の内容や運動、お稽古の手順など)は、繰り返すたびに、強い情報となっていきます。それはあたかも脳の中で、情報伝達のための「道路」が建設されるようなものです。脳は最初、とにかくどんな道路もつくってしまいます。そして徐々にその道路の使われる回数に応じて、「この道路はよく使われるから『高速道路』にしよう」「この道路はいらないから壊そう」と判断し、効率よく脳を使えるように整えられていくのです。このような脳の発達の仕方は、大人も子どもも同じです。ふだんからしっかりと仕事を与えていれば、どんどん事業を拡大して、道路建設のスピードはアップする(=脳が若く保たれる)でしょう。このように、脳というのは自ら変化し、成長するという特徴を備えています。これは「可塑性(かそせい)」と呼ばれます。年齢に関係なく、その人なりのスピードで、脳はどんどん進化していく。
では、私たちがこれから、自分の思うように脳を変えていくために大切なことは何か?
それは、「知的好奇心」です。

~ 東北大学加齢医学研究所教授 瀧靖之氏より~


所長視点)
脳の成長には、年齢も学歴も関係ない。つまり「知りたい」「学びたい」「達成したい」といった意識を常に持っている人は、脳の機能が保たれるそうです。人を喜ばすために勉強してチャレンジしていけば「幸せホルモン」も分泌され、幸せいっぱいで健康にもいい。真の家庭づくりに、年齢は問題ではない…

NO253 「お互いさま」

「自力」の落とし穴とは「自分の力で、この人生を切り拓いたのだ」という意識のことである。ではなぜそれが落とし穴なのか。なぜなら「自力」の意識の過剰は、無意識の世界に「ネガティブな想念」を生むからである。すなわち「自力」の意識が強いと、たとえ何かに成功しても「自分が自力で成し遂げた」という意識の裏に、必ず「次はうまくいくだろうか」「自分の力もここまでではないか」といった不安や恐怖心が芽生えるからである。
これに対して、何かに成功したり、何かを成し遂げても、それが「天の配剤」や「大いなる何かの導き」によっによるものであるとの謙虚な感謝の想念を持つならば、その想念は無意識の世界に「天が導いてくれている」や「大いなる何かが導いてくれている」という深い安心感を生み出すのである

~ 田坂広志氏 ~


所長視点)
日本人は何かを成し遂げたときに「お陰さまで」、お礼を言われたとき「お互いさまです」という。この言葉は単なる礼儀にとどまらず、「多くの人や神様に支えられている」といった感謝の思いが込められています。この言葉が私達の無意識に与える影響は大きいそうです。「お互いさま」は英語で訳しづらくアメリカでは「OTAGAISAMA」と言われているとか…


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2020年6月16日火曜日

NO252  「心のコップ」

”美味しい食事をいただく。”と”食事を美味しくいただく。”
このよく似た言葉の意味は、全く違うんですね。美味しい食事をいただくは、美味しい料理が出されないと、心が満たされない。
食事を美味しくいただくは、どんな食事でも、感謝して美味しくいただくのですから、自分次第で、心が満たされると、思うんですね。この方が、心が豊かな考え方だと思いませんか?
心が満たされるのも、満たされないのも、自分次第。自分以外の何かに左右されるのではなく、自分次第の生き方、、、、。自分の人生ですからね。

~ 鈴木義一氏より ~


所長視点)
心のコップが上向きなのか、下向きなのか、角度によって同じ量の水が流れてきても、水のたまり方が違います。真正面に心を開いて受入れていくと同じ現象でも自分の中に感謝の気持ちが満たされていきます。

2020年6月15日月曜日

NO251 「無敵」

「負けるが勝ち」。よくこう言いますよね。僕もそう信じています。でも、なんで負けるほうが勝ちなんだと思いますか?僕なりの理由はこう。
“負けたほうが運がたまるから”
誰も必ず人と意見が衝突することがあるけれど、そういうとき「自分のほうが正しい」とか「議論に勝ちたい」って、つい思っちゃいますよね。でも、そう思ったら負け。勝とうとすると自分の運が減っていくんです。だから言い合いになったときは、自分が正しくないかということより、運を減らさないことを大事に考えたほうがいいの。相手が「てめえ、ばか野郎!」と言ってきたら、「あ~あ、あの人、自分の運を減らしちゃったよ、その分をこっちがもらっちゃおうかな」と心の中で考えるの。
具体的な方法はどうすればいいかというと、謝っちゃうんです。「そうか、悪かったね」とか、「ごめん、君の言う通りだよ」って言えばいい。もう一つ大事なのは、自分が一歩引くことによって、相手に嫌われるのを避けられるっていうこと。人に嫌われないっていうことは、すごく運になるの。人生って結局、運をどれだけためられるかっていう勝負なんです。だから、そのほかの勝負で勝とうなんて思わなくていいの。だからバ~ンと言われても、ぐっとこらえて言い返さない。負けるが勝ち。

~ 萩本欽一氏より ~

所長視点)
議論になったとき、多くの人は、自分が正しいことを証明したがる。逆に言えばそれは、「あなたは間違っている」と言い立てること。それは、自分を認めて欲しいという思いの表れでもある。ではどうしたらいいか?間違っている相手を丸ごと受け入れること。それが出来る人は無敵です。敵がいない。これを真の愛ともいいます

2020年6月14日日曜日

NO250 「はきもの」

はきものをそろえると
こころもそろう
こころがそろうと
はきものもそろう
ぬぐときにそろえておくと
はくときに心がみだれない
だれかがみだしておいたら
だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと
世界中の人の心もそろうでしょう

~円福寺 藤本住職より~


所長視点)
履物がそろってなくても実質的には何の問題も無いように思いますが、トイレ掃除、靴を揃える、ゴミ拾いなどを通じて「甲子園に出場できた」「全国大会で優勝できた」という学生が増えてきました。会話するにしても、仕事をするにしても、心の状態の影響は計り知れません。

2020年6月13日土曜日

NO249 「失敗の代償」

ある日、エジソンは彼のもっとも有名な発明である白熱電球について、若い記者からこんな質問を受けた。
「電球を完成させるのに、1年以上も実験し、5000回も失敗したそうですが、そのときはどういうお気持ちでしたか?」
エジソンは記者の顔を見て、こう答えた。
「5000回も失敗した?そんなことはないよ。うまくいかない5000通りの方法を発見するのに成功したんだからね」
エジソンは、失敗を成功への布石と考えて努力を重ねた。週に100時間以上も働き、世界史上もっとも多くの発明をし、生涯に1000を超える特許を取得したことで知られている。
また、19世紀末に設立したエジソン電気照明会社は、ゼネラルエレクトリック(GE)という世界最大の総合電機メーカーにまで発展した。自信を持ち続けるうえでもっとも重要なことは、失敗を前向きにとらえることだ。失敗したからといって失敗者ではない。失敗の代償とは、成功の価値を理解するための「授業料」なのだ。

~自分を磨く方法より~


所長視点)
成長期間は完成していない期間なので失敗することがあるということ。失敗を重ねながら成長していくとすれば、失敗し、振り返り、改善しながら成長していくことを大切にする生き方ができるかどうか。そして成長こそが幸せの源泉になります

NO248 「目の前の鏡」

リーダーになると、どうも自分のセクションが上手く回っていないなと思う時があります。指示が伝わらない。モチベーションが低い。ミスが頻繁に起こる。コミュニケーションが悪い。特に、上司である自分の言うことをちゃんと聞かない…など。
そういう時、つい指を相手に向けてしまう。部下であるお前たちの責任だ、努力が足りない、と。なぜ部下は言うことを聞かないのでしょうか。実は聞こえているけれど、聴いていないのです。
人は、信頼する人、尊敬する人、そして好きな人の言葉は聴くのですから、部下が言うことを聞いてくれない時は、「あなたの言うことは聞きたくない」というメッセージかもしれないのです。鏡に映るのは自分自身。その自分に向かって指を向ける。原因はお前にあるのではないかと謙虚に問いかけてみる。リーダーとしての成長のメモリが一つ伸びるのは、その勇気が持てた瞬間だと思います。

〜リッツ・カールトン日本支社長、高野登氏より〜


所長視点)
あなたが問題だ、と指を差すとき、目の前に鏡があるとその指は自分を指しています。自分の前に鏡を置く勇気を持てたとき、人は成長できるのです

2020年6月11日木曜日

NO247 「非常識」

私は、6年前に千代田区立麹町中学校に校長として赴任してから、学校のさまざまな「当たり前」をやめました。麹町中の教育改革は、従来の教育からすると、「非常識」なことばかりです。
●宿題禁止
●定期テスト廃止
●頭髪、服装の校則を撤廃
●固定担任制を廃止
さらに「協調性こそが大事なのではない」「みんな仲良くしなくてもいい」「心は変えなくていい、行動を変えよう」と教える。文化祭の開催を生徒に全面的に任せる。今の教育で「常識」とされていることは、私に言わせれば、子どもの自律を奪うものばかり。なぜなら親も教員も教育の最上位の目的を見失い、目の前の手段ばかりが目的と化しているからです。その結果、子どもの主体性や意欲、創造力といった能力がつぶされています。
麹町中学校の最上位の目標は、「自律した子ども」を育てること。それは、言い換えれば「人のせいにしない子ども」です。その上で、「人間はみな違うし、対立が起こるのは当たり前である」「違いを乗り越えるためにどうしたらいいか」を教えます。
「世の中まんざらでもない。結構大人って素敵だ!」
生徒たちにそう思ってもらうことが、麹町中学校の最上位の目標です

~麹町中学校校長 工藤勇一氏より~


所長視点)
「自律する」は自分を律することができる、ということ。これが人間性の土台です。土台がしっかりしてこそ、意欲や創造性が発揮される。自律した人にとって自由は責任が伴うものとしてとらえます。自律してない人にとっての自由は「なにをやってもいい」無秩序に向かっていく可能性が高い。その結果、ルールで縛る必要がでてくるのかもしれません

2020年6月9日火曜日

NO246 「根性に逃げるな」

僕自身の体験を踏まえ、一緒に仕事をする若い人によくするアドバイスがもうひとつある。それは「根性に逃げるな」ということだ。労働時間なんてどうでもいい。価値のあるアウトプットが生まれればいいのだ。たとえ1日に5分しか働いていなくても、合意した以上のアウトプットをスケジュールとおりに、あるいはそれより前に生み出せていれば何の問題もない。「一所懸命やっています」「昨日も徹夜でした」と言った頑張り方は「バリューのある仕事」を求める世界では不要だ。最悪なのは、残業や休日出勤を重ねるものの「この程度のアウトプットなら、規定時間だけ働けばよいのでは」と周囲に思われてしまうパターンだ

~ヤフーCSO 安宅和人氏より ~


所長視点)
一所懸命やる姿は美しい。そして今はそれに実績が求められます。これ以上はできない…と思ったとき、「ギアをあげる」という方法があります。そもそも一所懸命やっている必要性のあるものなのか?答えのでない考え方をしているのではないか?など。切り口はたくさんありますよ

NO245 「好奇心と遊び心」

人間には、未知のものに対して三つの反応がある。
一つは、怖れ。得体の知れないものが怖いという反応。
もう一つは、無関心。「そんなの、どうでもいい」という反応。
そしてもう一つが、好奇心。怖くても、知らずにはいられない。進まずにはいられない。どうしようもなく、かきたてられてしまう心。
人を前進させるものとしてよく情熱や使命感などが挙げられるが、一番根っこにあるのは、好奇心なのではないか。
「未知のことだけど、やってみたい」
「やってみたら、なにが起こるんだろう」
「どんな自分になれるだろう」
そんな自分への好奇心が、怖れに少しでも勝ったとき、人は何か、大きな決断ができるのだと思う。

~ 池田貴将氏より ~

所長視点)
何かを始めるとき正しいか正しくないか、損か得かで決めるより、面白いか面白くないか、ワクワクするかしないか、で決めると長く続きます。つまり、好奇心と遊び心。決断力がある人は、意思と闘志を持つような重々しい人ではなく、いつも、好奇心と遊び心があふれている人が軽々と決める「決断力」があるように思います




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2020年6月7日日曜日

NO244 「言葉は窓、言葉は壁」

あなたの言葉が、まるで刑の宣告のように思えてならない
裁かれ、追い払われるように感じてしまう
立ち去る前にどうしても知っておきたい
あなたの言葉は本当にそういう意味だったのだろうか
わたしが立ち上がって自己弁護をする前に
傷ついたり怯えたりした気持ちで言葉を発する前に
わたしが言葉の壁を築く前に、教えてほしい
わたしは正しくを聞き取っていたのだろうか
言葉は窓となり、そして壁にもなる
言葉によって人は刑を言い渡され、言葉によって人は自由の身になる
言葉を話すときも、そして聞くときも
どうぞこのわたしが愛の光に貫かれますように
わたしにはいっておかなければならないことがある
それはとても大切なこと
私の言葉でうまく伝わらなければ、どうか力を貸してほしい
そして私を解き放して欲しい
わたしがあなたをけなしている、
あるいは、あなたの存在をないがしろにしてるように見えたなら
いまいちど、わたしの言葉に耳を傾け
わかり合える気持ちがあることに気づいてほしい

~詩人 ルース・ベベルマイヤー氏より ~


所長視点)
相手を大切にするためにの原動力として感情を使い、相手の感情から愛を受け取るために理性で整理する。感情と理性の使い方は重要ですね。

2020年6月6日土曜日

NO243 「面白い」

「神様は、どういう人が好きだと思いますか?」
ある有名な神社の神官さんの講演で、そんな問いが投げかけられました。神様は、どういう人が好きなんだろう?…あれこれ考えていると、その神官さんは言いました。
「神様は、面白い人が好きなんです」
意外な言葉に驚きました。なぜ神様は、面白い人が好きなのか。それは、「古事記」の岩戸隠れの神話に答えがあります。スサノオという神様がやんちゃをしたせいで、太陽の神様であるアマテラスが岩のほら穴に引きこもってしまい、この世界が闇に覆われてしまったという「岩戸隠れの神話」。すねてしまったアマテラスは、何をやってもほら穴から出てきてくれません。困った神様たちは、なんと岩戸の前で楽しく踊り、お祭りをし始めた。すると、その楽しそうな笑い声につられて、絶対に出てこなかったアマテラスが岩戸から顔を出したのです。その瞬間、みなの顔(面)がいっせいに光で白くなりました。それが「面白い」の語源に。
さらにそのとき、神々は手(た)を伸ばして(のし)、喜びを表現しました。それが「たのしい」の語源になった。光が閉ざされ世界が闇夜(やみよ)になったときに、日本人は、踊り、楽しむなかで、光を取り戻しました。だから、神様は面白い人が好き。そう神様は、楽しんでいるあなたを見るのが好きなんです。親が子を想う気持ちと一緒。どんな状況であろうと、僕らのたったひとつの義務は、面白がることです。

~『3秒でハッピーになる超名言』より ~


所長視点)
小林正観さんいわく「神様は、面白がる人には、どんどん面白いこと、楽しがる人には、どんどん楽しいことが、感謝する人には、感謝したくなるような現象を、愚痴をいう人には、愚痴をいいたくなるような現象を、次々に降らせるみたいだ」そうですよ

2020年6月4日木曜日

NO242 「自分の鏡」

「子供に旅してもらいたければ、まず自分が旅に出よ」
子供に経験値を上げてもらおう。元気になってもらおうと、いろいろ策を練るママは多いけれど、じゃあ自分はそれやってる?って私はかなり声を大にして言いたくなることがあります
「できるかできないかではなくて、するかしないかの問題」
できるかできないか、そんなものはやってみないと分からないよ。だから、初めの一歩はするかしないかの問題。やってみたら、できなかったとしても、そこから工夫が生まれる。自分に合ったやり方がそこから構築されるはず

~ 心理士 谷田ひろみさんより~


所長視点)
子供が元気なかったら「自分が元気がないかも?」。子供がグズグズしてたら「自分が時間をまもってないかも?」子供は自分の鏡です。子供を見ていまの自分に気づいてみてはどうでしょうか?ちなみに自分の鏡は子供だけではありません~



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2020年6月3日水曜日

NO241 「コンパス」

僕の兄は結婚していて、子供が二人います。兄は、しばしば仕事を午前中に終えて、午後の早い時間に家に帰り、子供をお風呂に入れたり、一緒にゲームや公園で遊んでたりしています。「価値観」という観点で、兄ほど軸が定まってる人を、他に見たことがありません。僕は兄のことを尊敬している理由は「決めているから」です。他のどんな事柄よりも、家族に時間を使うこと家族を大事にすることに「決めている」。それは僕が物心ついて兄と毎日公園で遊んでいたのような頃、(25年前、兄が10才のとき)あるいはそのずっと前から既に決めていたのだと思います。恐ろしいほどの一貫性を持って「家族がすべてに勝る」という姿勢を貫いている。周囲にも、あれだけ幸せそうな人は本当に見たことがない、と言えるくらいに幸せな家庭を築いてる兄ですが、それは「何を大切にするかを決めている」ということからきているような気がしてならないのです

~SHOWROOM社長 前田裕二氏より~


所長視点)
決めるというのは簡単なようで難しい。決めることは、同時に何かを捨てることです。何かを定めようと思ったら他の何かを犠牲にしないといけないということです。それが人生のコンパスになっていきます。コンパスを持つことでブレなくなる。ブレても修正できる。共通のコンパスをもっている家族は強い

2020年6月2日火曜日

NO240 「いいんだよ」

「他人を批判してはいけません」という言葉はそれ自体がすでに矛盾を抱えている。だってそれも批判なのだから。「批判してはいけない」と批判している。
「ダメ」という言葉は言っては「ダメ」。これも矛盾している。なにかを主張することはすべて批判につながる。何かを主張するということは、同時に何かにもダメだと言っていることになる。「戦争はダメだ」と言っている活動さえ、矛盾していることに気がついてない。ではどうしたらいいか?矛盾さえもイエスと言えばいい。すべてイエスと言ったときに一つになる道が拓ける。「あなたが一番素晴らしい。そして、あなた以外のみんなはもっと素晴らしい。それ以上にあなたが一番素晴らしい」

~ さとうみつろう氏より ~


所長視点)
人はどちらか一方を支持する傾向になります。そして矛盾を嫌う。そうすると対立しか産まれません。どんな意見も受け入れていく。その魔法の言葉が、言葉の最後に「いいんだよ」をつけること。一番目指していいんだよ。冴えない自分でいいんだよ。矛盾したっていいんだよ。受け入れた先に新しい未来が拓けます

NO239 「しんどい道」

20代、30代で、自分の人生をきっちりと計画し、その通りに人生を進めることができる人は、非常にすくないでしょう。僕も20代の頃は、人生で成功を収めている人は皆、きっちりと計画を立てている人だと思っていました。ところが、その後自分もそれなりの人生を歩み、国内、国外で成功を収めている人と数多く接触する機会を持ってきて、今、いえるのは、人生なんて計画どおりにいかない、ということです。成功している人も、ほとんどが思いもよらない人生の歩みになっている、ということです。
では、何が人生を決めるかといえば、思いもよらないチャンスをしっかりとものにする人と、ものにできない人は明確に分かれるということです。そして、チャンスをものにしている人の共通点は、皆、その時々に、一生懸命手を抜かず、圧倒的な量で行動しているということです。圧倒的な量をこなしながら必死に突き抜けようと、もがき続けること。このような中で、まるで運命のような巡り合わせでチャンスをつかみ、大きな結果がやってくるのです。
夢や希望を持てないから行動できない。仕事に楽しさを感じないから行動できない。
これらはすべて言い訳ですし、このように言っている限り、チャンスをつかむことはできないでしょう。

~ 橋下 徹氏より~


所長視点)
橋下さんは人生に迷ったときは、選択股のなかで一番大胆な道、楽な道かしんどい道ならしんどい道を選んできたそうです。これがチャンスをつかむ秘訣。しんどい道のなかに神様のプレゼントが隠されているのです


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