今日のお題
神社には必ず石段があります。石段の間には踊り場がつくられています。
何のために石段があるのか、そして何のために踊り場があるのか。
それは、上がってきた人生の道を上から見下ろすためです。
自分が歩いてきた苦労の道を振り返るために存在するのです。
後悔するためではなく「こんなに長い石段をよく上ってきたなあ」と、自分で自分をほめてあげるために存在するのです。
同時に、上の石段を見たときに、それは自分の戒めにもなっています。
まだこれからもずっと長い間上り続けなければならない、ということです。
上り続けた結果として、その行き着く果てに「神」が存在します。
そのために、神社には必ず石段がつくられているのです。
「人生の中で最高峰にいる私」と「人生の中でもっとも未熟で生まれたての私」、それが今日ここに存在しています。
その、人生の中に二度とない特別日が二つ重なっている日が 「今日」です。
それが今日も明日も、あさっても、ずっと延々と続いていくのですから、 こんなに楽しい人生が、ほかにあるでしょうか。
『この世の悩みがゼロになる』大和書房
https://amzn.to/3eeITqR
所長視点
過去に下した判断はすべて100%正しかった。
それを今では、「なんであんな判断したんだろう…」と思うのは成長している証拠。
世の中で起きることは、すべてが必然、必要、ベストです。
すべてのことはベストのタイミングで起こる。
今日という日は、二度と来ません。
悩んでいる暇はないですね
0 件のコメント:
コメントを投稿