今日のお題
仲間の間でけっして感情をむき出しにしないこと。
たとえ意地悪をされたり怒らされたりしても、そこで興奮してはならない。
どんなに大声で怒りを爆発させたくとも、完全に冷静を保ちなさい。
挑発に対して冷静に立ち向かう人のほうが、必ず仲間の支持や尊敬を集める。
「すぐカッとなって喧嘩腰になるような人間は、放っておけばいい。
そういう人間の喧嘩相手はすぐに見つかる。
彼以上に強い者があらわれて、あなたよりうまくやっつけてくれる。
口論好きな人間は、一生決闘をし続けなければならない」
論争は通常、自分の意見を強く押し出し、勝利をめざして争われるものであり、仲間の間で行われるべきものではない。
どちらか傷つかなくてはすまない。
議論がそこまで昂じたら、すぐにやめるべきである。
考えや意見を対話によって交換し合えるということほど、人間に与えられたすばらしい贈り物はないのだ。
これは永遠の慰めでもあり、たいへん役に立つ道具でもある。
『自分を鍛える!』(渡部昇一訳)三笠書房
所長視点
怒りの波動で議論をふっかけてくる人もいますが、それに対して、たいていの人は同じ土俵に乗ってしまい、感情的に熱くなったり、怒ってしまったりもします
怒りは破壊行動で、怒ったほうも、怒られたほうもいいことがありません。
怒りのあるところは、物が壊れ、人が傷つき、心も壊れていきます
怒りの連鎖を断ち切る責任が私にある…ということですね
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