今日のお題
《すべて言葉をしみじみといふべし》(良寛)
本来、言葉というものは、話し手の心をあらわし、聞き手の心に語りかけるものでなければならぬ。
しかし毎日の生活を省みると、ただ言葉だけきれいごとの言葉、上滑りする言葉、単に奇麗事を言ったり聞いたりしているだけのことがあまりにも多いのではあるまいか。
もし私たちが本当に心に響く言葉を聞きたいならば、自分たちもまた良寛にならって沈黙を学び、すべて言葉をしみじみと、心を常にそこに托して、言うことから始めねばならないだろう。
『心を豊かにする100の言葉』PHP
https://amzn.to/3qG2Xtv
所長視点
「あいつとだけは、一緒にいたくない、暗くなり、嫌な心持になる、ごめんこうむりたい」といわれる人と「一晩でも語り合いたい」との差は、しみじみと語りかけてくれる人とのこと。
しみじみとした余韻が残るそうです。
人にあげられるもがが何もなくても、人の心を、温かくするような、ほっこりできるような「言葉」を贈りたい…という思いが「しみじみとした」余韻になるのでしょう
スキルよりも、心を磨く生活の積み重ねが必要ですね
0 件のコメント:
コメントを投稿