まさきち所長
今日のお題は
小林正観さんです
今日のお題
千利休は、この四杯目以降のお茶、甘味もなく、渋みもなく、苦みもない、かすかに色が付いているだけの茶の味を、「淡味(たんみ)」と呼びました。
「淡々と」の「淡」です。
淡々とは、“水が静かに揺れ動く”という意味で、静かに安定している状態です。
この淡味は、ただのお湯、白湯(さゆ)に近い状態です。
利休は、「この淡味のよさがわからない限り、お茶は永久に理解ができない」と言っています。
利休は、出がらしのお茶のおいしさがわかるようになれと言った。
じつはこの出がらしのお茶のおいしさとは、「感謝」です。
茶道はお茶をいかにおいしく淹れるか、いかにおいしく味わうかの道ですが、それを甘い、渋いと言っている間は、まだ本質がわからない。
淡味のお茶をいかに味わえるか、それをどう喜びとすることができるか、つまり感謝することができるか。
そこで、本当のおもしろさがわかる。
『で、何が問題なんですか?』 小林正観
所長視点
つまり、「実直」で「誠実」な、淡々とした生き方のおもしろさがわかるということ。
波乱万丈の人生や、派手で目立つ人生のほうが面白そうだが、実は人生の醍醐味は、「実直」で「誠実」な生き方の中に、面白さや楽しさを見つけるということになります
地味な分、目立ちませんが、『実直』『誠実』な生き方の人は寿命が長くなる傾向にあるそうです。
神様が創造された目的にあった生き方なのかもしれません
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