今日のお題
加齢とともに、理解力や判断力、発想力が衰えてしまう人が多いのは、どうしてでしょうか?
理由がわかれば、対策も見えてきます。
若いころと比べて、好奇心がなくなったり、ものごとに興味を持ちにくくなったりしている人はいませんか?
ここでドキッとした人は、要注意です。
というのも、好奇心や興味が薄れると、 頭の働きがどんどん悪くなってしまうからです。
最初に「おもしろそうだな」と思ったことは、頭にスッと入ってきますし、よい考えも生まれやすいでしょう。
脳は、五感から得た情報を取り込むと、その情報を理解・判断し、思考し、発想を生み出し、記憶します。
取り込まれた情報が最初に到達するのは、「A10神経群」と呼ばれる部分で、いわば感情をつくる中枢。ここが壊れてしまうと「気持ち」を生むことができなくなります。
情報がたどり着くと、A10神経群ではその情報に対する感情が生まれ、情報に対してレッテルをはります。
「好きだ」「嫌いだ」「おもしろそうだ」「興味がない」といったレッテルをぺたぺたと情報にはりつけていくわけです。
ここでマイナスのレッテルがはられた情報は、その後の「理解・判断」「思考」「発想」「記憶」といった機能がしっかり働かなくなるからです。
年を取ると、「もう年だからいいや」などと考え、新しい目標に挑む気持ちや、 知らなかったことを学ぶ楽しみを失う方は少なくありません。
しかし、こうした「もういいや」という気持ちを持つことは、せっかくの脳の機能に「働くな!」と言っているようなものなのです。
「もうそんな話は知っているよ」などと斜に構えるのも、よくありません。
せっかくよい話を聞いても、脳は働いてくれません。
いくつになっても好奇心で目をキラキラさせている人と、何でも「それは知っている」とうそぶく人とでは、脳の老けやすさに大きな違いが生まれます。
『50歳からでも、頭はよくなる!』知的生き方文庫
https://amzn.to/3zz093J
所長視点
ディズニーの成功を支えている最も重要な要素は、遊び心と好奇心。
遊び心とは、笑うことを愛する、というアピールをする気持ち。だそうです
年齢を重ねれば重ねるほど、役職とか、肩書とか、世間体とか、固定観念や余分な知識という、「執着」が身についてしまい、結果、『もう いいや・・・』になります
かるく、あかるく サクサクといきたいですね
0 件のコメント:
コメントを投稿