今日のエキスは
石川洋 著
『こころの杖ことば』
からの引用です
今日のエキスはこちら!
「遇(ぐう)と不遇とは時なり」
『論語』に出てくる孔子の言葉である諸国遊説の旅で
必ずしも君公に受け入れられたわけではない弟子の子路が
「君子も窮するか」との問いに
「遇と不遇とは時の動きによるものである」
と答えられている生きた教説である
いうならば、不遇だからといって
必要以上に落胆することはないそういう時こそ
自分を慎み、時の来るのを待つことだと
諭されているのである若いときには
「失敗の経験を敗北としないこと」血気盛んなる時は
「少し運が向いてきたからといって驕らないこと老いては
「遇、不遇を淡々として深め修すること」自戒なり
『こころの杖ことば』ぱるす出版
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