今日のエキスは
佐々木将人 著
『何かあるのが人生だ』
からの引用です
今日のエキスはこちら!
神道教授としてパリで教鞭をとった時に、
笑いの行法をやった。その時、「おかしくないのになぜ笑うのか」との質問があった。
「昔のポンプは、水が出ない時に水をいれると、
きれいな水が出てくる。
それと同じように、おかしくないのに笑うのは『呼び水』で、
そのうち、ほんとうの笑いとなる」『笑うから、おかしくなる』『何事にも感謝するから喜びが生まれる』
で、喜びに感謝するのはあたりまえである。
ウソでもいいから親孝行、
ウソでもいいから感謝、
ウソでもいいからよいことをやる、
ウソでもいいから笑う…
そのうち本物になる。これが人間性回復の修行だと言ったら納得した。
神代の昔、天の岩戸開きの古歌に、
『天の原 ゆりうごかして
弥栄(いやさか)の
一笑いにぞ よはあけにけり』
とあるように、笑いは祓(はら)いである。花が咲くの「咲く」を「咲(わら)う」ともいい、
『何かあるのが人生だ』大和出版
藁(わら)は邪気を祓う故に畳は藁で出来ており、
子供を『童(わら)べ』といい、
神社の『しめ縄』や、『なわのれん』も邪気祓いである。
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