『「愛語(あいご)」という言葉は、良寛和尚が好んで使っていたと言われています。
良寛和尚の「愛語の心」とは、こういうものだと聞きました。
「自分は貧しいひとりの修行僧なので、人に与えるもの、あげるものが何もない。
だからせめて、心をあたたかくするような、心を安らげるような『言葉』をあげたい。
それならいくらでもあげることができるから」
良寛和尚は、自分の口から出てくる言葉を「あたたかい言葉」「やさしい言葉」「思いやりに満ちた言葉」にしたいと思っていたようです。
日本の神道には「言霊」という概念があります。
「言葉には神が宿っている」という考え方ですが、私たちは、普段、使っている言葉のひとつ一つに、相手に大きな影響を与える力(神)が宿っていることを忘れていたのかもしれません。』
「愛」の反対は「憎」。
だから、愛語の反対は憎語かもしれない。
憎しみがあって、トゲがあって、不愉快にさせ、心を冷たくする言葉だ。
もし、自分のまわりが「愛語」ではなく「憎語」が飛び交っていたら、その状態を「不幸」という。
どんなにお金があろうと、豪華な家や車があって、表面的には立派な家族であったとしても、だ。
人間関係が良いかどうかは、この「愛語」のあるなしにかかっている。
家族や友人、会社の中に、思いやりや、気遣い、感謝にあふれた、温かな「愛語」があるかどうか。
昨今、マスコミやYouTubeで炎上する案件が多いが、それは、この愛語がないからだ。
あたたかくて、やさしくて、おもいやりに満ちた言葉、「愛語」の実践をして…
温かな人間関係を築ける人でありたい。
(ありがとうの魔法/ダイヤモンド社)所長視点
人が幸せと感じるか、不幸と感じるかは人間関係の影響が95%だと言われています
人間(特に男性?)は一人でいる時間を必要としますが、一人では生きていけませんし、幸せにはなれないように神様が創られたようです。
逆に言えば、どんなに自分にとって「良いこと」が起こったとしても、心から一緒に喜べる人がいないとすれば「幸せを感じれない」ということでしょう
人間関係のコツは「自分が相手にどんな言葉を投げかけるか」
日頃 「自分が相手にどんな言葉を投げかけているか」は相手が自分にどんな言葉をかけてくるかで分かります。
怖いですねー
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