今日のエキスは
柳平 彬 著
『やる気の健康学』
からの引用です
★柳平 彬さんはこんな人です
http://www.gdi-aia.com/businessblog/14_2020-03-30_18-10-00.html
今日のエキス
吉田松陰は、享年30歳でこの世を去ったが、
人を劇的に感化する力をもった、古今まれな偉大な教育者であった。松陰は27歳のとき、松下村塾を開いたが、
8畳とその後増築された10畳半の小屋を改築した粗末な教室であった。教育期間は、たったの一年。
その後の実家での教育を含めても2年半だが、塾生は約90名。その中で世に活躍した著名な人物は、
高杉晋作、久坂玄瑞、桂小五郎、伊藤博文、山県有朋、品川弥二郎、等々松陰の与えた討論のテーマは主に時事問題。
なぜ、清国が欧米列強の植民地になったのか。
日本は、これからどうすべきか。
自分ならどう動くか。
それは、世のため人のためになるのか。昨今の、記憶する教育ではない。
何かことが起きたとき、一つの問題に集中し、
一つずつ解決していくのが理想だが、現実はそうはいかない。
現実には、新しい問題が次々と起きるから、同時並行して解決していくしかない。教育も同じだという。
最後まで結論を出さず、次々と課題を出す。
すると、人は自分で考えざるをえない。
そして、行動する。
自分で考え、行動したことは印象に残る。しかし、人から教えられ、記憶したものは印象に残らない。
『やる気の健康学』知的生き方文庫
借り物の考えだからだ。
今日のポイント
教育は、全てを教えるのではなく、考えさせることがとても大事です
しかし人は、自分が知っていることは、教えたくてしかたがない。手を出してしまう
しかし、それを我慢し、そこに余韻を残すことで、教育効果が抜群にあげるそうです
教育の余韻を楽しみたいものです
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