2022年2月16日水曜日

こだわりを捨てる覚悟はありますか?

 今日のエキスは

『江戸時代の名僧、白隠禅師の逸話』

からの引用です



白隠禅師さんはこんな人です

白隠(はくいん)とは?白隠の人生とかわいい禅画を解説 | 和樂web 日本文化の入り口マガジン
臨済宗中興の祖にして500年にひとりと称えられた高僧・白隠慧鶴(はくいんえかく)。駿河に生まれ、全国を行脚した後に再び駿河で教えを説いた白隠は後に「駿河には、すぎたるものがふたつあり、冨士のお山に原の白隠」と、その功績を富士山にも匹敵するとたたえられています。そんな偉い禅僧でありながら、白隠が描いた“禅画”には、多くの...


所長
所長

このエキスを心が吸収すると

心がブレなくなります


今日のエキス

松蔭寺の門前に住む財産家の娘が身ごもってしまい、父親から、だれの子かと激しく責めたてられ、つい、
白隠禅師の子だといってしまいます。

激怒した父親はその赤ん坊を抱いて松蔭寺にやってきて、
「今まで尊敬していたが、人の娘に手をつけるとは
とんだ生ぐさ坊主だ。
さあ、この赤ん坊を引きとってくれ」
と大声ののしって帰って行ってしまいました。

禅師は別に怒る風もなく、その赤ん坊をそだて始めました。
それで禅師の信用はすっかりなくなり、
信者も弟子も去って、松蔭寺はすっかりさびれてしまいました。

禅師は赤ん坊をとてもかわいがり、
村々を托鉢して行きます。
村人の中には禅師の姿を見ると嘲笑し、石を投げたり、
塩をまいたりする者もおりました。

ある雪の日、赤ん坊を抱いて托鉢をしている禅師の姿を見ていたその娘は、ついに耐えきれなくなって、ワッと泣き出すと、
父親に真実を打ちあけ、あれは白隠さんの子ではない、
といいました。

仰天した父親は、禅師のもとへ走り、
平あやまりにあやまりました。

禅師は、初めと同じように、別に怒る風もなく、
「ああそうか、父がいたか。よかったな」といって、
その赤ん坊をかえしたのです。

このことがあってから、以前にも増して信者や弟子が
松蔭寺に集まるようになったとのことです。

『君の霊格を高めよ』無能唱元・竹井出版


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イライラしたとき「何にこだわっているのか」考える


こだわりを捨てる覚悟ができたとき、怒りや、責めることや、主張がなくなります。

濡れ衣をきせられようが、きせられまいが、こだわらないし、言い訳しない。

こんな生き方もかっこいいです

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