本心を育む人生を出発しましょう
所長
今日の本の紹介は
『愛されたい!なら日本史に聞こう』
白駒妃登美 著
からの引用です
今日のエキスはこちら!
粋か野暮かで生きていた江戸っ子たちですが
実は借金まで粋でした。
江戸にはたくさんの店が軒を並べていましたが
ほとんどの取引は『盆暮れ勘定』と呼ばれ
支払いはお盆と年末に2回だけ。証文も書きません。
お客は商人がつける帳面の内容を信頼し
商人もお客様がちゃんと支払ってくれることを
信じているから、こういう取引が成り立っていたのです。
自分を信頼してお金を貸してくれたり
商品を売ってくれた人を裏切るのは『野暮』
だから、自分のプライドにかけてお金はちゃんと返す
正しいか正しくないかじゃない
得か損かでもない
粋か野暮か
そこにプライドをかけているんです
そんな人生のものさしって、かっこいいと思いませんか
粋と野暮は何が一番違うのかその根っこの部分を一言で言うなら”共生”の思いがあるかないか。
そこに尽きるのではないかと思ってます。
『私は生きている』
ではなく、人と人とのつながりのなかで
『私は生かされている』
という感性。共生、それはお互いさまという感性です
~白駒妃登美氏より~
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