2020年10月31日土曜日

NO381 「品のある行動」

常日ごろ、品のある行動を心がけること…。これが「ここぞ」という勝負のときに効いてくる場合があります。たとえばドアの開け閉めを静かに行う。お店で支払いをするとき、ていねいにお金を扱う。親しい人にもていねいな言葉遣いで話す。このような、日常生活のあらゆる所作に品があるかどうかを意識するのです。というのは、品のある行動がよい結果を生む場合が少なくないからです。それが結局はお互いの利益につながります。
日常にも十分に応用できます。たとえば部下に仕事を頼むとき、上司に休暇願いを出すとき、夫に家事の分担を頼むとき、隣家の騒音に困り、やめてほしいとお願いするとき。自分が有利になるように先手を打って勝とうとするのではなく、社会性のある品のよい行動で最終的なお互いの利益を狙うのです。粗野な振る舞いよりも、品のある行動のほうが人の心を動かすのです。

~ 脳科学者 中野信子さんより ~

所長視点)
自然界は弱肉強食の世界のように見えても、棲み分けと共生でバランスをとっているとのこと。また多様性が進めば進むほど、誰が決めなくても自然と秩序が定まってくるそうです。人を思いやるなかにすべてが上手くいく道があるのかもしれません


2020年10月30日金曜日

NO380 「パフェ食っているよ」

「お芝居と同じように、人生にも上手な人と下手な人がいるのよ」そんな名言があります。私も人生を上手く賢く生きてこられたかというと、どちらかと言えば三文役者でした。そういう人って沢山いると思います。お仕事、友人関係、家族のこと…。最近はSNSが普及したことで、今まではなかったような悩みも増えたんじゃないでしょうか?それ以外に対面での人間関係もあるんですから…。この時代を生きている人の悩みって、昔の何十倍も多いんじゃないでしょうか?そりゃ気持ちだってボコボコ凹みます。私ってすごく悩みが多い人間でした。どうにかそのつらさから逃れたくて、心理学や哲学の本を読みあさったり、自力でなんとかしようと、色々な方法を試してはみたんですが、なかなかスッとできず…。ある時、人間関係で嫌なことがあって悩んでいた私に友人が言ったのが
「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」
でした。思わず「パフェかよ!」ってツッコミを入れて笑っちゃったっけど、その瞬間、色々なことが頭の中を駆け巡って、パァァァ…って光が射すみたいにハッとして、
「相手はパフェを食べて楽しめるくらい気にしていないかも」
「こっちだけ悩んでバカみたいだなぁ」
「悩んだ分、相手も気にするわけじゃないんだ!」
ストンと腑に落ちて納得して、悩むのをやめちゃいました。

~ 漫画家 Jamさんより ~

所長視点)
アドラー心理学によると人間関係の悩みの原因は「課題が分離されてない」ことにあるとのこと。人の課題に干渉する、自分の課題を曖昧にする、ここが問題とのこと。いくらあがいても人は変えられないが自分は変えることができます。自分を変えるはコツをつかめば意外と簡単です

2020年10月29日木曜日

NO379 「人を動かす」

人間の行動は、心によって大きく左右される。新車を購入しようとディーラーに足を運んでも、販売員が散々待たされたあげく、無愛想な表情で応対されたら、購買意欲も薄らいでしまう。逆に、それほど買う気持ちはなくても、接客してくれた人が明るく礼儀正しく、丁寧に説明してくれると、買うときにはぜひこの人からという気にさせられるのである。
「妻に薄き者、おそらくは薄からざるところなし。以てたのみとなすに足らず」
人生のパートナーである妻に対して、冷たい人間というのは、本質的に冷たい人間であって頼りにはならないというのである。社会生活においても家庭生活においても、重要なのは、相手を思う心である。心ない人間は、心ある人間によって駆逐されてしまうのである。
人は金や命令によって動くのではない。相手の心に感動して動くのである。そして、人の和の中に積極的に飛び込んでいき、偽りのない心で接することを心がけるべきである。人は時として、相手の心意気に感動すると、金や名誉とかではなく、利害をこえて、助けてくれたり動いてくれるものだ。
感動という言葉は、感じて動くと書く。感じるから動くのであって、理屈で何時間説明されたとしても、感じなければテコでも動かない。理論や理屈は、相手の心を揺さぶることはない。

~ 曹洞宗 禅僧 赤根祥道さんより ~

所長視点)
一番近い関係が家族であり、夫婦になります。真の家庭づくりは、家族のなかに感動が蓄積で測ることができるのかもしれません

2020年10月28日水曜日

NO378 「縦軸」

 生命というのは、個体の生命だけを指すのではありません。人間なら、個人の生命だけでなく、国としての生命、民族の生命、企業の生命、そしてそれぞれの家の生命を伝えることによって、個々の命が伝わるというふうにできているのです。ですから、国や民族が持っている特有の伝統文化を伝えなくなると、その国は滅亡し、個人の生命もまた滅んでいくことになります。
しかし、戦争に負けてからの日本は、日本人として誇りを持つべき過去の歴史や伝統文化をすべて否定し、子供たちに伝えなくなってしまいました。これは大変なことです。このために戦後生まれの人たちは、過去のことはすべて自分には関係ない古いことだと考え、日本の国に誇りを持たないようになってしまったのです。
しかしこれは、日本人の生活やものの考え方が外国人とは異なっているだけのことであって、その異なっていることの中に、他国の人たちには見られない素晴らしい宇宙観、自然観そして優れた情緒が息づいているのです。そのひとつとして特に申し上げたいのが、日本人は、人間は自分で生きているのではなく、すべて神さまの恵みと祖先の恩によって生かされているという感謝の生活を送ってきたということです。これは、人間の生きる素晴らしい真実の道です。

医師、元春日大社宮司 葉室頼昭さんより ~
所長視点)
人生における縦軸は「時間軸」です。歴史や文化、先祖を誇れることで軸のしっかりした人生をおくれるようになります。生き方がブレたり、定まらなかったり、人に影響されたり、決められず、優柔不断で悩んでみたり…するのは縦軸がしっかりしてない影響も大きいようです

2020年10月27日火曜日

NO377 「本来の心に戻る」

振り子時計を想像してみてください。振り子は左右に揺れています。もともと、真ん中にぶら下がり静止していた振り子に力を加え、揺らしています。そうした止まっている振り子に力を加えることと同じように「あなたはこうだ、こうだ」と言われると、人は「そうかもしれない」と頭でそう思ってしまい、気持ちが揺れてしまします。妄想してしまいます。
バラが「あなたは桜だ、桜だ」と暗示をかけられても、バラはバラであることに変わりはなく、後にバラの花を咲かせます。植物は間違わずに命をまっとうします。しかし、今の人間は、人に振り回されたり、自分で思い込んだり、頭で考えて間違ってしまうことがあるのです。振り子は右に揺れても左に揺れても、真ん中に戻ります。人の心も本来のところに戻ることができます。人は、そのままで自分の深いものを引き出していけば良いのです。「自分が変われば、周囲は変わる」と言っています。しかしながら、正しく言うなら、「変える」のではないのです。より自分らしさ、自分の良さを「出す」ということなのです。その結果。人から見れば変わったように見えるのです。頭で考えて判断するのではありません。本当の自分を引き出せば良いだけなのです。すると「私はこんなに素晴らしかったのか」と、自分自身でも驚くはずです。

~ YSメンタルヘルス会長 佐藤康行さんより ~

所長視点)
本心は第二の神様です。本当の自分に気づけて行けたら、自分の個性が発揮されていきます。自信をもつ、誇りをもつ…というと自信をどっかから持ってくるのではなく、本当の自分に気づくことです

2020年10月26日月曜日

NO376 「捨てる」

身軽な自分をキープするには? そう聞かれたら、とにかく「捨てること」と答えます。捨てる、捨てる、惜しげもなく、捨てる。物理的にモノを捨てるのを習慣にしていたら、心も身軽になってきた。そんな感覚があります。例えば、読んだ本をコレクションのように本棚に並べるのが好きな人がいますが、僕はまったくの逆。本は読んたら捨てる(古本屋に売る)どんなに感動した本でも、とっておくことはしません。 どんなに感動した本でも、とっておくことはしません。しかしながら、良い本はしばらく経つとまた読みたくなる。そんなときは、また新品を買うのです。だったらとっておけばいいじゃないか。そう思うかもしれませんが、一回目に読んだときの自分と二回目に読みたくなった自分はまったくの別人です。ゼロに立ち返って新鮮な気持ちで、フレッシュな学びに出会いたい。そんな態度で、清潔なページをめくる瞬間が心地いいのです。

~ 寺田倉庫CEO 中野善壽さんより ~

所長視点)
中野さんは生きる為に必要な分を除き、稼ぎは全額寄付する生活を50年近くしているそうです。ミニマムな生活は、すべて心の感じ方を中心に判断していくなかで培われてきたようです。明日のこと過去のことに思い煩わず、いまの心が心地良いことを選んでいく。なかなか勇気がいりますが魅力的な生き方です

2020年10月25日日曜日

NO375 「言葉が現象化する」

「言葉が現象化する」と言うと、多くの場合、誤解されている部分があるようです。「こうなりたい。ああなりたいと口に出して言うと、それが実現する」という誤解です。「言葉が現象化する」というのは、たとえば、神社仏閣に行って、良縁祈願というものをお願いしたとします。「いい人と出会わせてください。いい人と結婚したいのです。素敵な人と出会わせてください」と100回お願いをしたとします。そうすると、その言葉をまた言いたくなるように現象化します。つまり、いい人や素敵な人にはなかなか出会わない、という現象が起きるのです。同じように「商売繁盛をお願いします」と千回行ったとします。千回それを言ったことによって、また同じ言葉を千回言いたくなるように現象がセットされます。「言ったとおりの言葉をまた言いたくなるように、言った数と同じ数だけまた言いたくなるように、宇宙では現象化が始まる」というものです

~ 小林正観さんより ~

所長視点)
言ったとおりの言葉がまた言いたくなる…ということは、感謝している人は感謝したくなるような現象化が始まり、喜んでやっている人にはもっと嬉しくなるような現象が始まるということ。全てに感謝している人は敵がいない=無敵な人になります。無敵な人が愛の人格者なのかもしれません